note 673 ページ24
***
もうすぐ夏祭りの日。
私が楽しみにしているその裏で、
とある計画が進んでいた。
エ「この計画が上手くいけば…」
ヒ「Aちゃんはマイキーくんの彼女になる!」
ド「なんの会議これ」
マ「さあ?」
エ「なんの会議って!エマ達はマイキーとAちゃんをくっ付けたいの!」
マ「え?なんでエマが関わってくんだよ」
エ「エマはAちゃんの気持ちもマイキーの気持ちも知ってるからねー!」
マ「はぁ?」
ヒ「ヒナもお手伝いする!」
ド「ヒナちゃんはいらねーんじゃ…」
ヒ「手伝います!」
ド「…はい」
エ「名付けて!ヤキモチ大作戦!!」
マ「なにそれ」
エ「ふっふっふ。Aちゃんがどんな人か調べた結果!彼女はとにかくモテる!そして性格が良い!」
ヒ「そしてマイキーくんが1番のお気に入りらしいです!」
マ「んーそれは知ってる。でもそっから先が進まねぇんだよ」
エ「なんでだと思う?」
マ「知らね」
ド「知ってたら苦労しねぇよな」
エ「ふっ…エマは気付いたよ。Aちゃんはマイキーがずっと離れない、浮気しない、自分だけって分かってるから安心しきってるんだよ!」
マ「そりゃな」
エ「つまり!危機感がない!」
マ「危機感?」
エ「そ。誰にも取られたくないって思うことってあるじゃん!Aちゃんそう思うことほとんどないと思うんだよね。マイキーいっつもベッタリだから」
マ「んー」
エ「そこで今回は危機感を与えてAちゃんを刺激するの!Aちゃんが「マイキー誰にも取られたくない」って思ったらすーぐ返事くれると思うんだよね!」
マ「あーなるほどなるほど」
ド「上手くいくのかそれ?」
エ「2人にも協力してもらうからね!」
マ「何すればいーの?」
エ「マイキーほんと辛いと思うけど、次のお祭りまでAちゃんに無関心になって!」
マ「…え?」
エ「俺興味無いって伝われば、なんで?ってなると思うんだよね」
マ「それ俺死ぬやつ」
エ「大丈夫だって!ちゃんと助っ人も頼んでるから!」
マ「助っ人?」
エ「エマの友達!3人くらいにマイキーモテモテみたいな状況作ってって言ってるから!」
マ「うわぁーうぜぇ」
エ「頑張るの!」
ド「俺は?」
エ「ドラケンはマイキー最近モテてんだよなって雰囲気作っといて」
ド「へーへー」
ヒ「頑張ろうね!」
エ「うん!」
***
35人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月26日 3時