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「…っ…」
意識が戻り、目を開ける。
体が重かったけどさっきよりだいぶマシだった。
場「でさ、コイツ自分でバイク蹴るんだぜ?」
マ「しょーがねーだろ?」
ド「さすがマイキー笑」
一「ウケるんだけど笑」
場「しかもそれあの族のせいにしてさ」
パ「それ面白すぎるだろ!」
三「相手ビビってたんじゃねそれ笑」
隣には佐野くんが居て、
ずっと私の頭を撫でてくれていた。
皆の笑い声にもホッとする。
マ「まぁアイツうざかったから丁度いいだろ」
場「だな。鏖には痺れたぜっ」
ド「次会って殺されるの自分達って情けねぇよな笑」
一「いい気味っ!」
マ「まぁ喧嘩イッチャン楽しんでたのAだけど」
場「今日もゲラゲラ笑ってたしなー」
三「あははっ」
パ「殺人鬼かよ」
マ「ふふっ」
「…」
楽しそうな声を聞きながら、
私は佐野くんの手を握った。
マ「!」
「…」
マ「A?」
ド「ん、起きたか?」
三「大丈夫?」
「…」
佐野くんの手握っただけなのに、
また安心してしまい眠くなって来た。
佐野くんも握り返してくれるから余計に。
マ「眠い?」
「…ぅん」
マ「寝てていいよ」
「…」
マ「えっ」
ド「出た」
場「久しぶりに見たなそれ」
マ「おーおー」
寝起きと寝る前は物凄く甘えたくなるせいか、
私はゆっくり起き上がって隣にいた佐野くんの膝に座った。
そのまま胸板に顔を押し付けてまた寝に入った。
ここが1番安心する。
マ「よしよし」
「…」
一「うわーイチャつきやがって」
パ「そんな寝方あるか?」
ド「A眠くなるとマイキー探しに来てよくこれやってるぞ」
場「ガキだよなー」
三「へぇ(羨ましい)」
マ「まーじで可愛い」
「…」
ド「良かったなー」
一「途中俺にも代われよマイキー」
マ「絶対やだ」
一「えー」
マ「てか俺じゃないとすぐ起きるよA」
一「なんだよそのセンサー!」
マ「ははっ!」
ド「(多分筋肉とかだろうなー)」
場「ほんと猫みてぇだな」
マ「だよなっ」
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月26日 3時