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ようやく私達も海に辿り着いた。


たくさんの人で賑わっていて皆楽しそう。
沖で暴れてる人達いるけど絶対ドラケンくん達。
知らないフリしとこ。




「よしっ」




私も水着に着替えて
髪の毛も下目のツインテールにした。


家からビーチボールとか浮き輪とか持ってきたので、
それも膨らませてみんなの所へ戻った。




「皆〜!」


マ「お、来たきっ…」


場「…」


一「うわぁぁぁ!!!」


パ「すっげ…」


「ただいま!」




皆の所へ戻ると何故か凝視された。




「なに?」


マ「…はぁ」


場「…」


一「なんつー破壊力…!!」


パ「脱いだらスゲェってアイツのことだな」


「あ、場地くん先に手当しよっか」


場「えっ!」


「どうせ取れちゃうと思うけどね、一応」


場「っ…」




私は荷物の中から救急セットを取りだして
場地くんの前に女の子座りした。




「はい、こっち向いて」


場「ん…」




凄い顔真っ赤。今日暑いもんね。




「手とかは?」


場「大丈夫…」


「そっかそっか」


場「(目のやり場困るッ!!)」


「あ、ここもだ…」


場「あ、ありがとな」


「んーん。こっちこそありがとね」


場「…おう(クソなんでこんなにドキドキしてんだ俺!!)」


マ「A俺も怪我した」


「え?どこ?」


マ「ここ」


「…」




明らかに自分で抓ったであろう赤い傷を見せてきた。
でもここで手当のフリでもしないと機嫌損ねる。
ちゃちゃっと場地くんの手当を終わらせて、
佐野くんの赤い傷を診てあげた。




「痛かった?」


マ「うん」


「よしよし…痛いの痛いの飛んでけ〜」


マ「(はぁ可愛い癒される)」


「治りそう?」


マ「んふふ治った」


「良かった」


一「なんじゃありゃ」


パ「いつものパターンだろ」


場「…(まだドキドキするうぜェ)」


「よし!それじゃ手当も終わったから私泳いでくる!」


マ「え?」


場「あ…」


「わーー!!」




私は海に向かって全力で走った。




マ「(バカか!!胸揺れすぎて皆見てんだろうがァ!!)」


場「(なんであんなに…はぁ)」


一「あのデカ乳は世界を救う気ぃする俺!」


パ「やべぇな」



















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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月26日 3時

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