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note 651 ページ2
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連れてこられたのは少し離れた公園だった。
イ「ここらでいっか」
「何するんですか…！」
イ「そんな怒んなって。聞きたいことあるんだよ」
「何ですか」
イ「佐野万次郎ってお前んとこの総長」
「！…佐野くんが何か」
イ「お前アイツと仲良い？」
「…一応小2からの付き合いです」
イ「へぇ…じゃあお前も…」
「っ！？」
イ「アイツにとっては大事なもんってことか」
急に迫られ顔を掴まれた。
「離して！」
イ「おっ…意外と強い」
「…」
イ「さすが年上殺そうとしただけあるな」
「関係ないです」
イ「ふふっ…ますます気にいったよ」
「…」
イ「なぁ、なんで殺したいと思ったの？」
「はぁ？」
イ「なんか嫌な事でもあった？」
「それをイザナさんに言ってどうなるんですか」
イ「気になるじゃん」
「…帰ります」
なんか怖いこの人。
私はイザナさんの手を振り払って逃げた。
イ「あーらら…残念」
「…」
イ「…いいなアイツ…欲しいな…」
幸いにもイザナさんは追いかけて来なかった。
***
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年3月26日 3時
