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𝑚𝑒𝑚𝑜𝑟𝑦302 ページ3

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銀「アハ〜!!楽園天国極楽浄土!僕は今日からここで生きる!!」

「離れてよ銀狼」



銀狼に真正面からグリグリとこれでもかってくらい抱き締められてなんか変な感じ。てゆーか顔ヤバいって。



松「頭首様…そのお方は…!」

銀「ん?Aちゃんだよう僕らの天使!」

松「天使…?ふむ…そのお方は千空殿から時限爆弾という風にお聞きしましたが…」

銀「え〜千空そんな酷いこと言ってたの?てかAちゃんこそこの船で1番無害で1番可愛いんだよ松風っ」

松「そうなのですか!?」

銀「そうだよ!見てこの天使みたいなお顔!」

「うっ」



銀狼がいきなり私の顔を両手でサンドして松風さんの前にグッと突き出した。



松「っ!」



いきなり接近してしまったせいか松風さんが驚いていた。
私も俳優顔面目の前に出されて目をぱちくりさせた。



銀「ンも〜可愛過ぎる〜!」

「銀狼やめてー!」

松「…」



松風さんは私から1歩離れると顔を手で押さえ始めた。



銀「ふっふっふ。松風もイチコロだったかな〜?」

「んもう!」



私はすぐに銀狼の手を振り払って押し退けた。



「松風さんごめんなさい、大丈夫でした?」

松「…はい。私こそ申し訳ございません」



松風さんが心配で近付くと片手でストップをかけられた。



「あ…」



やっぱり嫌われちゃったかな。
銀狼が余計な事するから…!!



松「折角ですが荷物は自分で置きに行きます。お声がけいただき感謝いたします」

「わ、分かりました」



そう言うと松風さんは銀狼を連れて私から離れて行った。
ここまで嫌われたらさすがにどうしたらいいか分かんないな。



銀「あれれ〜松風くぅんめちゃくちゃ顔赤いよー!」

松「なっ!」

銀「いやー分かるよ分かる!あんな可愛い子目の前にしたらドキドキしちゃうよね〜」

松「っ…あのように美しいお方とお会いしたのは初めてです。ですが申し訳ございません、頭首様とそのようなご関係だったとは露知らず…」

銀「あ、ちなみにそれは嘘ね。なんだったら千空の彼女だよあの子」

松「な!?」

銀「でも僕も狙ってるから松風手伝ってねー!」

松「しょ…承知しました…」









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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年9月3日 21時

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