𝑚𝑒𝑚𝑜𝑟𝑦286 ページ37
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千「んで何してんだテメーは」
「スイカちゃんの護衛」
ス「そうだったんだよ!?」
可愛すぎてスイカちゃんと離れたくなかったので、私はそのままスイカちゃんを抱っこしながら移動していた。
ゲ「可愛いと可愛いの融合ね〜」
「?」
ス「ん?」
龍「はっはー!A貴様がスイカを抱いているとまるで親子のようだな!」
「親子だってスイカちゃん」
ス「Aがママはさすがに若すぎるんだよ!!」
「えーそうかな?」
スイカちゃんの本当のお母さんに申し訳ないほど、
お母さん役ウェルカムです私。
龍「フゥンならば父親役は俺が引き受けよう!2人とも全て俺に任せておけ!」
ゲ「うわー狙いそれだったのね…しかも千空ちゃん居る前で…」
千「…」
ゲ「(ホーラ!!顔真顔だけど眉毛ピクピクしてんじゃんか龍水ちゃんのバカ!)」
ス「龍水がパパなのスイカ嫌なんだよ」
「スイカちゃんが嫌がってるので龍水くん却下します」
龍「なんだと!?」
ゲ「じゃあ誰だったらいいの〜?」
ス「千空なんだよー!」
千「なんで俺なんだよ」
ス「千空が1番安全なんだよ」
「…」
言われて見れば確かに。
彼の傍が実は1番安全説…?
ゲ「(イイんじゃないこの流れ〜!)」
龍「スイカ貴様俺のどこが危険だと言うんだ」
ス「危険じゃないけど千空の方が安心するんだよ」
龍「フゥンこれは付き合いの差と言うやつか」
千「くだらねぇな。もう良いだろさっさと仕事しろ」
彼は呆れながらみんなにそう指示していた。
ゲ「まっ、俺的にはそこの恋人2人がスイカちゃんのパパママ役お似合いだと思うけどね〜」
千「あ?」
「!」
ゲンさんがニヤニヤしながら私たちにそう言ってきた。
彼はふざけんなって顔してたけど、私は…。
「…」
ゲ「(え、顔死ぬほど真っ赤だよAちゃん!?)」
誰かに言われると想像以上に恥ずかしかった。
自分の中ではそうなれたら良いなとか色々考えてたから、
お似合いとかそんなの言われたらなんか恥ずかしい。
ゲ「Aちゃんピュア過ぎでしょ〜!ジーマーで可愛いねぇ〜!!」
「げ、ゲンさん!からかわないでください!!」
龍「くっ俺の時もその反応欲しいぞ…」
千「ククク」
ス「(なんだか千空とっても嬉しそうなんだよ〜!)」
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年8月20日 10時