𝑚𝑒𝑚𝑜𝑟𝑦278 ページ29
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千「もっと科学的な要望かと思ってた俺がアホだったわ」
「私の要望は以上です」
千「つかなんで俺とコイツがガキ作る事がテメーの要望なんだよ!テメーにどんなメリットあんだ!!」
「適合者を作るためです」
千「は?」
「これ以上詳しくは教えられないです。とにかくお前からの取り引きです、果たすです」
千「あ"ー!!いっちばんメンドくせぇー!!!」
「そう言うと予想できたです。面白い人間です石神千空」
千「なんでコイツとガキなんか…無理ゲーすぎる…!」
「無理と断言する割には、お前の顔色が違うです」
千「うっせ見んな!」
「ふっ」
コイツとガキ…?
恐らくホワイマン2号の狙いはコイツと同じく自分らと適合しても生きてられる人材確保だろうが…。
なんで俺なんだよ!んなもん誰でも良いだ…ッ、
イ『おじちゃん助けてくれたお礼に今夜はおじちゃんとの子作りコースでイチャイチャしようネェ!』
龍『はっはー!未来の妻よ!!』
あ"ーッ!!!
千「チッ!乗ればいいんだろ!!」
「お前からの提案なのになぜ怒るです」
千「クッソ…」
コイツの事となるとなんでこんな調子狂う。
「まぁ良いです。交渉成立です」
千「あー」
「そろそろ疲れたです。私は戻るです」
千「…」
「頼んだです」
そう言うとホワイマン2号は目瞑った。
『…』
「…」
数秒後、Aの体が俺の方に倒れてきた。
しばらく喋ってたから意識戻んのにも時間かかんのか。
「…」
千「…」
アホほどお綺麗な顔しやがって。
あーどうすっかなマジで…。
ひとまず後回しだンなもん。
俺が無理だ、何が無理って。
「…っ」
千「…」
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年8月20日 10時