𝑚𝑒𝑚𝑜𝑟𝑦33 ページ34
***
コ「総員耳栓!!」
『なんだありゃ…!?』
私はマグマさん達の間に入って銅板を支える用意をした。
千「喰らいやがれ音響兵器ショックキャノンだ…!!」
「うっ!」
マ「ぬおおお!!」
ク「ふんっ!!」
破裂した音爆弾の反響音で敵の耳が次々やられていく。
その衝撃で思わずよろけてしまった。時間無いのに!!
「きゃっ!」
千「!」
「っ…」
千「ほら行くぞ!」
「千空!」
でも彼が倒れそうになった私の背中を支えてくれた。
おかげで何とか持ち堪えられた。
ク「ぐあっ!」
「クロム!」
でも目を離していた隙に敵がクロム目掛けて攻撃して来た。音爆弾は壊れてしまいもう使えない。
コ「はぁっ!!」
「このっ!」
私はコハクと一緒に邪魔をする敵に立ち向かった。
コ「く…!!」
それでもまだ洞窟内にはたくさんの敵。
さすがのコハクも困惑していた様子だった。
そこに大樹くんが戻って来て…。
大「音爆弾…」
千「!」
ク「!」
彼とクロムが何かをひらめき銅板を大樹くんに向けた。
銅板の中心に向かって大樹くんが大声で叫ぶとその声が音爆弾の代わりを果たしていた。敵の意識は飛び、みんな次々倒れていった。そしてタイムリミット…。
「ジャスト20秒…!」
奇跡の洞窟は死者数ゼロで完全制圧!!
私たちの勝ちだった。
***
362人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年5月28日 23時