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私も特攻服を脱いで佐野くんの部屋着貸してもらった。
佐野くんいつも良い匂いするのはエマちゃんと真一郎くんのおかげだろうな。
マ「…」
「くっつきすぎ」
でも汗臭さ全く感じさせない佐野くんも凄い。
体質だろうなぁ。
マ「俺の服着てんの可愛すぎて無理」
「貸してくれてありがとう」
マ「毎日着ていいよっ」
「それは大丈夫」
マ「なんで」
「いくら佐野くんが私より身長あるからって言っても、ここが男子と女子は違うんです」
マ「胸でかいもんなっ」
「しっ」
マ「もっと際どい服貸すわ今度」
「いや」
マ「あーでも皆に見られる俺のAが〜」
「!…そーだよ皆に見られちゃうよ」
マ「む…(ついに自分で言ってきたなこいつぅ)」
「いーのそれでも?」
マ「……絶対嫌」
「ふふっ」
マ「あ〜もう可愛い無理」
「笑っただけじゃん…」
マ「全部可愛い全部好き」
「佐野くんファンからしてみればホントに良い性格してるよね…」
マ「お前俺のファンだろ」
「ハイハイ」
マ「ふふっ」
今日の甘え方はほんとに凄い。
まぁでもお泊まりも久しぶりだし、
集会に参加したの嬉しかったのかな。
「そういやちゃんと私の書いたノート写してるの?明後日提出だよ」
マ「んーまだやってない」
「ちゃんとやらないとお泊まりしないからね」
マ「分かったってやるからー!」
「うん、偉い」
マ「!…んふ好きだー!!」
「うるさぁぁ…」
マ「Aもバイク乗ってる時この倍うるさい」
「それは不可抗力」
マ「可愛いから良いけどな」
「何でも可愛いじゃん私」
マ「何でも可愛い」
「ありがといぇい」
マ「結婚しろ」
「まだ考え中」
マ「おいっ」
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月19日 16時