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note 707 ページ8

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マ「おい早く乗れよ」


「…」




皆帰り始めたから私もこっそり帰ろうとしたら
無事に捕まえられてバイクの前に立たされてる。
酔うの分かってるから乗るの嫌だなぁ。




マ「場地ん時は平気だったろ!」


「場地くん上手」


マ「は?比べんなよ」


「うわぁぁっ」




問答無用でヘルメットを被せられてバイクに乗せられた。




マ「よし」


「安全運転してぇ」


マ「いつもやってんだろ」


「どこがぁあ!!」


マ「これだってー!!」




急発進急停止は当たり前。
コントロールが良すぎるせいもあって危険な運転も難なくこなしてしまうのが私の寿命を減らす原因。




マ「ほらしっかり掴まれよ!」


「っ…」




耐えるために佐野くんのお腹をギュッと締め付ける。




マ「あははっ!」


「…」




めちゃくちゃ楽しそう。
私はこんなに必死なのに…。




マ「(前に戻ったみたいだなー…)」


「っ」


マ「よし、もっと飛ばすか」


「はぁ!?」




鬼過ぎる。
結局佐野くん家に着くまでずっと酔ってた。
















***

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月19日 16時

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