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***
マ「Aっ！」
「ん、なに！」
集会が終わって人が居なくなり始めたタイミングを見計らって佐野くんは私を捕まえに来た。
マ「可愛い」
「離して」
マ「充電中」
「はぁ」
何の充電なのそれ。
マ「てか今日ちゃんと挨拶できてて偉かったな」
「うん」
マ「可愛いから狙われねぇか心配だったわ」
「狙う奴なんて佐野くんくらいだよ」
マ「俺だけでいーの」
めちゃくちゃ強く抱きしめられるから骨折れそう。
マ「はぁー…やっぱ人前に出すの嫌だな」
「？」
マ「剥製にして飾っときたい」
「怖いんですけど」
マ「そんぐらい好き」
「もっと良い表現無かったの」
マ「だって結婚してって言っても避けるじゃん」
「私にはまだ早い」
マ「まだってことはこれからしてくれんのかっ」
「はぁ…」
マ「おいため息つくな」
「違う深呼吸」
マ「嘘つくなよ！」
「んあーー！近い！ぐりぐりしないで！」
マ「あははっ！」
それから佐野くんに嫌というほど顔をスリスリされた。
ド「ほーんといっつもイチャついてんなー」
場「マイキーが異常」
一「変態だよなぁ」
武「まぁまぁ(色んなことあったしな…)」
パ「なんでもいーけどよぉ」
ス「なんだ？バカップルなのか？」
ア「なんだか嬉しそうだよね」
春「…」
稀「久しぶりに見ましたね」
ド「あんなん見なくていいぞー」
マ「A今日うち泊まれよ」
「やだ」
マ「だめ！」
「んもー」
マ「ふふっ」
「お母さんに言ってない」
マ「俺電話しとく」
「え…なんでお母さんの番号知ってんの」
マ「この前聞いた」
「…」
ド「さすがの行動力すぎて引いてんなアレ」
武「まぁあれがマイキーくんの愛っスよ」
一「どんな愛だよそれ笑」
***
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年3月19日 16時
