note 747 ページ48
***
マ「…」
ド「お前らすぐ通報しろ！…マイキー？」
マ「ケンちん…あっちって探してねぇよな？」
ド「まだだ」
マ「今…声が…」
ド「えっ？」
マ「Aの声が…助けてって…！」
ド「！」
マ「行ってくる！！」
ド「あ、おいマイキー！！」
肺が苦しい。
倒れそう。
早く誰か…
「…」
マ「Aー！！」
「っ…！！」
あ、れ。
佐野くんの…声。
マ「A！！返事しろ！！！」
「っ…」
佐野くんだ、
佐野くんが居るっ！！
「っ…、さ…さの、…っ佐野くん！！」
マ「っ！！」
岩裏から叫んだ。
足音は物凄い速さで私の所へ近付いてきた。
マ「Aっ…！？」
「…さ、のくん…」
マ「なんだよその怪我ッ！？」
「っ…ちょっと…へま、しちゃた…」
マ「喋るなバカっ！！」
「…」
マ「ケンちん！！ここに居た！！救急車呼んで！！」
ド「はぁ！？そんなとこに居たのかよ！」
武「居たんスか！？」
マ「結構やばい！！誰か布貸せ！！」
「っ…」
私は佐野くんに抱えられて皆の所へ連れて行かれた。
ド「おいおい！血だらけじゃねぇか…！」
武「マイキーくんこれ使って！」
マ「あんがと！スマイリー！！手ぇ貸せ！！三ツ谷も！」
ス「待って！バイクに消毒積んでる！」
三「爆破に巻き込まれたのか…！？」
「…」
マ「おい寝んなよA！」
「大…じょうぶ」
武「社さん！もう大丈夫ですからね！」
「ごめ、ん…」
稀「救急車もうすぐ来ます！」
ド「おい！一旦バイク退けるぞ！」
ス「消毒取ってきた！」
三「OK綺麗にすんぞ」
マ「A、少し水飲めるか？」
「ん…」
マ「よし」
皆に応急処置してもらったおかげで、
だいぶ楽になってきた。
パ「おーい！来たぞ！！！」
千「こっちです！！」
『なんて火事だ…！君達も避難して！消防隊と警察が来るから！』
『同伴の方は一緒に！』
マ「俺が行く。ケンちん、タケミっち皆のことよろしくな」
ド「おう！」
武「はい！！」
『よし行こう！』
マ「はい！」
***
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年3月19日 16時
