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note 739 ページ40
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「…」
その日以降、私はずっと気が重たかった。
母「A、ご飯食べよ？」
「うん」
父「(最近ずいぶん痩せてきてるような…)」
母「なっちゃんご飯ー！」
姉「はいはいっ！」
「「「いただきます」」」
あの日はイザナさんに学校に送ってもらったけど、
結局遅刻して皆に心配された。
佐野くんとは話せてなくて、
帰りも気まずくて私が避けてしまった。
母「A魚も食べなさい」
「…あんまり食欲なくて」
母「どうしたの？好きな魚焼いたのに」
「ごめんなさい」
姉「どっか痛いの？」
「んーん、違うの」
父「A、辛かったらちゃんと言うんだよ？」
「うん、ありがとう」
でも私は今自分のことに構ってられなかった。
母「なっちゃんも食べてないじゃない」
姉「！あ、あは、私はダイエット中で…」
母「ふーん」
「…」
そう、お姉ちゃんのことだ。
真一郎くんから聞いてた件を先にやらないと。
「お姉ちゃん」
姉「ん？」
「ご飯食べたら時間ある？」
姉「うん」
「ありがとう」
お姉ちゃんの問題を解決してあげないと。
***
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年3月19日 16時
