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「お邪魔します」
竜「ん、らっしゃい」
蘭「待ってたぞ〜」
六本木までそう遠くないからゆっくり来た。
既に竜胆くん達が居て寛いでいた。
蘭「今日も相変わらず綺麗だな」
「蘭くん褒めても何も出ません。てか今日は起きてるんですね」
蘭「ハハ、まぁな」
竜「言うて兄貴起きたのさっきだけど」
「そうなんですね、ちょうど良かった」
蘭「ん？」
「蘭くんにご相談があります」
蘭「え〜ナニ？ついに俺のテク試したくなったとか？」
「全然違います。とりあえず先に着替えます」
蘭「ちっ」
竜「(平気で舌打ちするようになったな兄貴…)」
バイトする時は蘭くんが用意してくれた、
可愛いバイト着に着替える。
「竜胆くんお部屋借ります」
竜「うん」
着替えは竜胆くんの部屋を借りてる。
蘭「えーなんだろ〜」
竜「多分兄貴が期待してるような事じゃなさそうだな」
蘭「つまんない事頼んで来たらシバこっかな」
竜「バイト来なくなるから辞めてくれ」
蘭「んふふ。竜胆社がバイトの日朝から気合い入れてるもんなぁ」
竜「！…別に」
蘭「でも今日はそうもいかねぇなー」
竜「…確かに」
蘭「いつ来るって？」
竜「あと30分くらいしたら着くって」
蘭「ふーん」
竜「ほんとは社のバイトも断ろうと思ってたけど」
蘭「まさかあっちからのご指名とはねぇ」
竜「はぁ」
蘭「竜胆ちゃーんと守んねぇとすぐ取られんぞ」
竜「だから…そんなんじゃねぇって」
蘭「ふふっ(分かりやす)」
「戻りましたー」
竜「！…おかえり」
蘭「おかおか〜」
バイト着に着替えたら早速蘭くん達が散らかした所を綺麗にして洗い物とか掃除とかする。
意外とホントの家政婦さんぽいバイト。
蘭「なー相談ってなに？」
「あ、そうだった…あのですね」
蘭「んー」
「私、ギャルになりたいんです」
蘭「…」
竜「…」
なんか知らないけど蘭くんは固まって、
竜胆くんは筋トレグッズを手から落としてた。
なんで？
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年3月19日 16時
