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***
「さぁのぉくぅーんッ！！」
マ「んぁ？」
「何やってるのさ！！！」
マ「え？」
エ「Aちゃんぶちギレてる！？」
真「万次郎お前何した」
マ「…？なんかしたっけ？」
「とぼけないでよ！！」
次の日。
私は何故か佐野くんより遅く起きた。
佐野くんはお腹が空いて目覚めたらしく、
先に朝ごはんを食べに行ったらしいけど…。
「…えっ」
起きようとしたら体が全く動かない。
足がずっとプルプルしてる。
しかも何故か上しか着てない。
「…」
まさかと思いゴミ箱を覗いたら。
「っ」
大量の小さな袋が捨てられていた。
バッと布団を剥いで自分の体を見たら、
太ももや胸元に赤い痕だらけ。
こんなこと言いたくないけど、
やってんなアイツ。
「くっ…」
無理やり体を起こして着替えた。
そして壁伝いに私もリビングに行くと、
ケロッとした顔でご飯を食べる佐野くんとエマちゃん、真一郎くんがいた。
エ「Aちゃんなんか疲れてない？大丈夫？」
真「ほんとだ」
「あの人のせい！！」
マ「え？」
エ「マイキー…」
真「お前ほんとに何した」
マ「…？」
エ「Aちゃん何されたの？」
「それは言えないけど！」
エ「(あぁ察しちゃった〜)」
真「(分かりやすい…)」
マ「……あー！！思い出した！昨日の夜中Aが寝てる時にんムッ」
「言わんでいいっ！！」
私は佐野くんの口を押えた。
すぐバラそうとする。
エ「あ、あはは…」
真「はぁ…マセガキ共め」
「真一郎くん私のせいじゃない！」
マ「俺が悪いって言いてぇのか」
「そうじゃん！嫌だって言ったのに！」
マ「…言ったっけ？」
「バカ！」
マ「朝からうるせぇなー」
「ぐぬぬ…」
エ「ま、まぁまぁ！Aちゃんもご飯食べよ！」
真「万次郎ちゃんと避妊したのか」
マ「した」
エ「真兄何聞いてんのバカ！！」
「うわ…お姉ちゃんにチクろ」
真「エェ！？」
マ「真一郎バカだな」
真「なんで俺にヘイト来るんだよ…」
「もういや。お泊まりの時はエマちゃんと寝る」
エ「やった！！」
マ「ふーん…ならその日はケンちん呼んじゃおっかな〜」
エ「えっ…」
真「おい惑わすな笑」
「佐野くん最低」
マ「あはっ！」
***
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年3月19日 16時
