note 716 ページ17
***
マ「はい到着」
「ん、ありがと…」
マ「来いよ」
「うん…」
隣に入った佐野くんが目を擦っていた私に声をかけた。
腕広げてるからとりあえず収まる。
マ「よしよし」
「ん…」
佐野くんの腕の中大好きだ。
暖かくて良い匂いして安心感半端ない。
マ「そんなスリスリして俺の真似?」
「真似じゃない…したいの…」
マ「そっか(死ぬほど可愛い!!)」
ダメだ、眠たくなると甘えたくなる。
マ「はぁー…」
「ん、好き」
マ「えっ?」
「好き」
マ「……え、可愛い無理」
「もっとぎゅーして」
マ「えっ…(何だこの天使)」
「はやく」
佐野くんが思いっきり抱きしめてくれた。
私も佐野くんにしがみついた。
マ「これがいいの?」
「うん」
マ「(はぁ?可愛すぎだろキレそう)」
「…ふふっ」
マ「(なんかもう閉じ込めときてぇ)」
佐野くんが私の頬を撫でてくれるから、
心地よくなってウトウトを繰り返す。
マ「A」
「…んん」
マ「ちゅーは」
「…」
ぼやぼやし始めてよく分かんなかったけど、
佐野くんとちゅーしてるっぽい。
マ「…」
「…ん」
マ「大好きだ」
「っ…」
やばいほんとに寝ちゃう。
「…わたしも、…だいすき」
マ「!」
「…」
マ「え?」
「…」
マ「おーい」
「…」
マ「あ、寝た」
「…」
マ「おやすみA」
***
38人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Sちゃん | 作成日時:2023年3月19日 16時