note 715 ページ16
***
しばらくお風呂でイチャイチャしてしまった。
おかげさまで体力ゼロ。
マ「ふー！」
「…」
マ「なんでそんな死にかけなの？」
「なんでそんなに元気なの…」
のぼせそうだったから佐野くんよりも
先にお風呂上がってリビングで倒れていた。
マ「そりゃえっちしたらこうなる！」
「…」
マ「どんな感情なのそれ笑」
「はぁ…」
変な態勢ばっかりだったからあちこち痛い。
「佐野くん」
マ「ん？」
「抱っこして」
マ「おおっ！！珍しくおねだりしてきた！」
「疲れた…」
マ「ふふっ」
佐野くんは目をキラキラさせながら
私をお姫様抱っこしてきた。
マ「可愛いなぁ〜」
「ありがと…」
マ「部屋行く？」
「うん」
体力も気力も限界。
すぐに寝ちゃいそうだよ。
マ「ウトウトしてんなぁ」
「ん…」
マ「もっかい抱いて寝たい」
「元気すぎない…！？」
マ「Aパワー」
「意味不明」
マ「なんでもいーのっ！」
「言っとくけどダメだからね」
マ「は？」
「もう眠たい」
マ「ンじゃ寝てていいよっ。俺勝手にするから」
「1人で？」
マ「馬鹿言えお前の体でするに決まってんだろ」
「寝れないじゃんか…！」
マ「秒で失神させてやろっか？」
「変態」
マ「ふふっ」
何言ってもダメだこりゃ。
もういいや寝ちゃえばこっちのもんだし。
それに…
マ「…？」
「…」
今日は安心しすぎて超眠いから。
***
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年3月19日 16時
