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***
「…」
久しぶりに一緒に入るから、
多少なりとも緊張する。
だから私は先に湯船に浸からせてもらった。
マ「もーいーいー？」
「うん」
マ「あーい」
あとから佐野くんが入って来たんだけど…。
「…」
マ「？」
最後に見た時よりなんか体つきが良い。
めちゃくちゃ筋肉綺麗…。
「…」
マ「いや見すぎ笑」
「はっ…」
マ「俺の体好きなんだぁ〜？」
「…」
マ「(無視したの可愛い笑)」
佐野くんは体を流してからすぐに湯船に入って来た。
マ「あー…」
「？」
マ「この角度から見るAめっちゃえろい」
「見ないで」
マ「無理」
ちょっとずつ近付いてきておでこ合わせられた。
マ「えろ」
「えろくない」
マ「やっぱお前見てるとめちゃくちゃにしてぇって思う」
「優しくしてくれないと困る」
マ「ふふっ…なぁんで表情1つで惚れさせてくっかなぁ…」
「佐野くんが惚れやすいんじゃない」
マ「A限定だけどな」
「そんなに可愛い？私」
マ「まじ天使、俺の癒し」
「…ふふっ」
マ「あーもう無理それ可愛い…」
我慢できなくなったようにしょげた顔をしながら、
佐野くんは私に正面から抱き着いてきた。
マ「はぁ…好き」
「私も好きだよ」
マ「なぁ今言うのずるくない？」
佐野くんが優しい顔でそう答えた。
「っ」
マ「ごめん」
「…だめ」
マ「だって可愛すぎんだもん」
それとほぼ同時に私のお腹に当たる固いもの。
マ「ちゅーしたい」
「ん、1回だけなら良いよ」
マ「やった」
私の顔に手を添えてから満足そうな顔で
佐野くんはキスしてきた。
「んっ」
マ「(やっべえろいわ…)」
「っ…」
マ「…ねぇマジで可愛い」
「ふふっ」
困ってる佐野くん面白いなぁ。
私は面白くなって佐野くんの胸元に手を置いて
ニコニコ笑ってた。
マ「…」
「…？」
マ「…ｽｩ……抱く」
「はぁ！？」
マ「無理だもう」
「ちょ、佐野くっ…！」
マ「逃げんなっ」
胸元に置いた手でグググッと佐野くんを押したけど、
あっちの方が力強いから簡単に引き寄せられた。
***
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年3月19日 16時
