note 511 ページ12
***
「っ…」
今日は本当に体調が良くない。
気持ちも沈んでしまって何も考えたくない。
『点滴代えますね』
「…」
『今日はお昼ご飯に挑戦してみましょうね』
「…」
看護師さんの言葉を聞いて頷くことしか反応出来なかった。
『…今日も面会の予定ありましたけど、お断りしますか？』
「…」
せっかく来てくれる人を追い返すのも心苦しい。
私首を横に振った。
『分かりました。お昼ご飯のタイミングで来るそうなので無理せず対応しましょう』
「…」
看護師さんは笑顔でそう言った。
私もそれまでには少し起き上がらないと。
『では何かあったら呼んでください』
「…」
ここの病院の医療従事者は良い人ばっかりだな。
一生懸命治そうとしてくれてるの分かる。
「ｹﾞﾎｯ…」
ありがたい。
でも昨日の夜、夢にお姉ちゃんが出てきた。
私のこと迎えに来てるのかなって思うくらい優しくて、久しぶりのお姉ちゃんと私も一緒に居たいと思ってしまった。
というかこの辛さから逃げたいだけだと思うけど。
いつまで続くか分からない、続けられるのかすら分からない治療を私はやっぱり不安に思っていたのかもしれない。
「…」
これで良かったのかな。
本当にこれで、私は。
***
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Yamada Morie - 私たちが見ているすべてのショーを考えることは良いことであり、考えることが良いことであることを願っています。 良いショーがいくつかありますが、これもこのショーにとって素晴らしい経験だと思います。 (2023年2月20日 15時) (
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2023年2月13日 2時
