格が違うんですよ格が！14【転スラ】

life666 ページ17

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湖での出来事から数日が経ち、
俺たちは変わらずいつもの日常を送っていた。




イ「ねーいつんなったら2人っきりでデートしてくれんのA」


「イースさんシュナ様が好きなんですよね？」


イ「俺は生きとし生ける全ての可愛い女の子が好きなんだぜっ！」


「はぁ…？」


イ「ねーそんな顔しないでー！！」


リ「イースしつこいぞ」


イ「裏切り者のリムル様には文句言われたくなーい！」


リ「別に裏切ってないだろ笑」




今日は記憶の中にあったレストランに
2人を連れて来ていた。


少しでもAが前みたいに
楽しく過ごせるようにと思って。




「イースさんちょっと近いです…」


イ「Aの魅力に引き付けられる〜」


「リムル様…」


リ「おーいイースいい加減にしないと奢ってもらうからな」


イ「はぁ！？」


「イースさん奢ってくれるんですか？」


イ「ぐ…ぐぬぬ…」


リ「ふっ。お前がキャバに金つぎ込んで金欠なの俺は知ってるけどな〜」


イ「おいバラすなって言ったじゃんかー！！」


「暇なんですねイースさん」


イ「ほらAにまたジト目で見られたァ！」


リ「ははっ！ざまあみろ」


イ「息子に対する扱いじゃねぇ…！」


リ「当然の報いだ。ほらそろそろ飯来るぞ」




イースに本当の事は話していない。
Aも余計に気遣うだろうし。




イ「お！美味そー！」


「ハンバーグ…」


リ「好きなだけ食えよA」


「！…はいっ」


イ「リムル様もちろん俺もだよな？な？！」


リ「分かったって笑」




大好物を目の前にAは嬉しそうに笑っていた。
この笑顔を守りたいっていう俺の気持ち、
よく分かる気がするよ。




イ「Aあーん」


「いらないですっ」


イ「なんか今日冷たい！！！」


「気のせいですっ」


イ「A〜！！！」


リ「ふふっ」


「もうっ」




お互い関係は違えど、
記憶のまんまって展開も少し面白いな。



















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