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***
と、言うわけで家に帰ってシャワーを浴びてから
身支度を整えた。
この後はずっと髪下ろしてるつもりなので、
軽く巻くだけにした。
母「Aそのワンピース可愛いね」
「でしょ〜」
私はこの前買ったばかりのシャーリングキャミソールワンピを着てみた。丈は超短いけど可愛いから着てみたかったのだ！あとは上から同じくらいの長さのシャツを羽織ればほら大人っぽい。
佐野くんの心を掴むためなら何だってするぞ。
父「(だんだんと娘の露出が多くなってる気がする…)」
母「どこで買ったの？今度教えてよ」
「いーよっ」
父「(てか足長…絶対母さん似じゃん…最高だなうちの家族)」
母「それじゃ佐野くんの分のご飯も作るね」
「ありがと！」
父「ふっ(佐野くん、うちの娘に1番最初に目をつけるなんてやっぱりキミは大した男だよ)」
「お父さん1人で何楽しそうにしてるの？」
父「いや、普通だよ」
「ふーん」
母「A、ちょっとこっち来て手伝って〜」
「はぁい」
うちの家は割と広いLDK設計なので、
リビングからすぐキッチンが見える。
私はソファーから立ち上がり、
お母さんの居るキッチンまで歩いていたのだが…。
「っ！」
父「…！A！？」
母「えっ！？」
突然私は床に倒れ込んでしまった。
父「A！しっかりしろ！」
母「Aどうしたの！？」
「えっ…あれ、なんか…」
急に力が抜けてしまい、上手く動けなかった。
父「急いで病院に！」
「大丈夫っ…！ごめんごめん」
母「起き上がれる？大丈夫？」
「うん、大丈夫大丈夫」
一時的なものだったがびっくりした。
体育祭後だし疲れてたんだろうな。
父「ほら、掴まって」
「うん」
母「今飲み物渡すから待ってて！」
「ありがとお母さん」
お父さんに抱えられてソファーに戻してもらった。
お母さんにはお茶を貰ってゆっくり飲んだ。
母「びっくりするからやめてよ〜…次起きたら病院だからね？」
父「俺心臓止まるかと思ったぞ…」
「ほんとごめん。ちょっと疲れたのかも」
母「なら佐野くん来るまでゆっくりしてなさいよ」
「うん、そうする」
父「一応、ブランケット掛けといて？」
「ありがとお父さん」
至れり尽くせりで申し訳ないけどここは甘えた。
***
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いちご(プロフ) - 全部読みました！面白いので続きを読むの楽しみにしています！ (2021年10月22日 23時) (
レス) id: c496a3f370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年10月11日 21時
