unknown 9 【東京リベンジャーズ】 (ページ2)

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「あーうん…」

『ちょ！みんなうちらの方来るじゃん！』

『逃げるよ！』

『おー！』

何故かよく分からないけど女の子たちが一斉に私たち目掛けて走ってきた。手つきがおかしい。

『(社さんと争うフリしてお触り！絶対にする！)』

『(可愛すぎー！！騎馬戦選んで良かったー！！)』

『(絶対捕まえてみせる！)』

「げ…」

怖すぎる女の子たちから一生懸命逃げる。
別な意味で冷や汗をかいてきた。

でも騎馬役の友達が超優秀だから
なかなかに逃げきれている。

その隙に他の仲間が次々に敵騎を倒して行った。

マ「ハハッ！皆A追っかけてる！」

コ「でも騎馬すげー足速いな」

春「雑魚だから特別に良い騎馬にしてもらったんだろ」

マ「うさぎ追いかけてる虎の図だな」

コ「間違いねぇ笑」

春「…」

「あーもう何で私たちばっかり！」

『もー疲れてきた！』

『うちも！』

『ちょっと休憩！』

さすがにずっと追い回されてて疲れてきた。
周りを見ると敵の強い子が白組の女の子たちの帽子を次々に取り外していた。誰かあの子やってくれないかなー。

「あの子やばい」

『はつ乃ちゃんだよー空手部の！』

『えー勝てないよそんなの！』

『どうする？』

「んー、今白が4騎と青が5騎で赤が3騎…不利だなぁ」

そのうちはつ乃ちゃんがいるのは青組。
赤組と白組が負け始めてる。

まぁ私たち逃げてるだけでめっちゃ申し訳ないんですが。

『げ！青の1騎来たよ！』

『Aー！』

『さすがにやるしか…』

「あーはいはいやります！やらせていただきます！」

何の活躍もしてないとまた先生に酷い目で見られそうだし、今年は最後だから頑張りますか。

私は帽子を深く被り直して向かって来た
青組の女の子と手を掴みあった。

マ「お！始まったぞ」

コ「頑張れ頑張れ」

春「…」

ド「Aー負けたらペナルティなー」

乾「俺からも付けるー」

三「俺もー」

「！？」

少し遠くからペナルティの話を吹っ掛けてくる
ドラケンくんの声が聞こえた。絶対嫌なんですけど！？

『ぐうっ！』

「ごめんだけど負けないからね！！！」

負けたらペナルティは無理！！
ドラケンくんたちの事だから絶対酷いペナルティしか考えないし！

『えっ！？』

「はい取ったー！！」

『おおっ！やるじゃん！』

『すご！』

『逃げなくても良かったよねー！？』

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