unknown 9 【東京リベンジャーズ】 (ページ1)

今日:18 hit、昨日:14 hit、合計:56,992 hit

note 400 ページ1

***

「うー」

『どうしたの大丈夫？』

「大丈夫じゃない私殺される…」

『え！？』

「何とかしなきゃ…」

『何かやらかしたの？』

「ちょっと…」

『大変そうだね…でも今は体育祭頑張るんだよ！』

「はぁい」

佐野くんのこと引きずり過ぎてて不安と恐怖でいっぱいだ。またやらかしそうで怖い…。

マ「…」

コ「(あーあロックオンし始めた)」

春「(え、ボス瞬きしてなくね？え？)」

マ「(覚えてろよA…)」

「悪寒がする！！！！」

『うぇ！？あ、てゆーかそろそろ騎馬戦始まるって準備して！』

「わ、私死ぬんだ…明日…」

『何わけのわかんないこと言ってんのほら早く〜！』

「うぁぁぁ…」

私は友達に引っ張られながら入場ゲートまでやって来た。

「ぁぁぁ…」

『(え、なんで社怯えてんの？)』

『(顔色悪い…)』

『(風邪？急に？)』

「皆、頑張ろうね…」

『『『(辞世の句みたいな言い方してる！！！)』』』

『ほらA！シャキッとしなさい！』

「あー…」

『何か分かんないけど騎馬戦でその不安とかモヤモヤぶつけたら？』

「…八つ当たりしろってこと？」

『うん』

「…あり」

『んじゃよろしく』

「うん」

先「騎馬戦組！入場しろー！！！」

『行くよ！』

「あいー」

友達にまた引っ張られながら校庭の真ん中に集まった。

私は騎手のため布地の手袋と白の帽子を被る。
そして騎馬役の友達が作ってくれた土台に乗り、
安定するポジションに立った。

てか友達の背中心地良い。ずっとおぶられてたい。

「すぐ負けたらごめんね」

『頑張ってよ笑』

『そーだよー』

『うちら逃げ足だけは速いから大丈夫大丈夫〜』

「えーじゃあ危なかったら逃げようねー」

『『『おー！』』』

クソみたいな団結力で逃げ専な私たち。
それもそれでありだと思ってるので他の人たちの
アシストに回ろうと思う。

マ「え、A騎手じゃん」

コ「ボスに睨まれてからやる気なくしてんぞ笑」

マ「いやAが悪い」

コ「ははっ」

春「弱そー」

母「A頑張りなさいよー！」

父「(なんか落ち込んでる？)」

ド「すぐやられんじゃね？」

乾「それもそれで可愛い」

三「てか周りの女子厳ついな笑」

先「準備は良いか！」

3組いるので30組がズラっと三角形に離れて並んだ。
いよいよ騎馬戦が始まる。

***