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こういう時の時間はあっという間に感じて、
もう私たちの番が回ってきた。


他の団は走って校庭の真ん中を目指していたが、
私たちは女子らしくがモットーなのでゆっくりと歩いた。


団長含めて総勢20名で集まり、定位置についた。




『これより!白組の応援を始める!準備は良いか!』


「はいっ!」


中「はい!」




団長の掛け声に応じながら旗を靡かせる。




千「くそカッケー…」


八「ほら始まんぞ」




応援が始まった瞬間、私と中野ちゃんは両サイドから校庭を走って一周した。旗の模様を見せ付けるように。


観客を眺めながら走っていたら、
思わぬ人たちが来ていた事にも気が付いた。


灰谷兄弟。
私が気付いた瞬間ニヤッと笑ってこっちを見ていた。
とても気まずいので愛想笑いだけした。




蘭「おー気付いたな」


竜「ふっ」


蘭「竜胆嬉しそーじゃん」


竜「…うっせ」


母「A〜!!」


「あっ」




お母さんたちも見つけた。
ドラケンくんと乾くんと三ツ谷くんが手を振ってくれた。
皆来てくれて嬉しいなぁ。




母「どうですかうちの娘!」


ド「似合ってましたね」


乾「100点満点」


三「(ばっか可愛いじゃん…)」


父「成長したなぁ」




最後の方には佐野くんたちとも目が合った。




「ふふっ」


マ「あはっ」




佐野くんすぐ気付いてくれるから嬉しい!
早く休憩とか競技の間にならないかなー。
会いに行って褒めてもらいたい!




マ「A俺しか見てねーのまじ可愛くね」


コ「そーだな」


春「む…」


マ「明日抱き潰すか」


コ「うん何でそうなる?」


春「ブッ…」









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Sちゃん(プロフ) - もふゆさん» もふゆさんコメントありがとうございます!愛読めちゃくちゃ嬉しいです(;_;)頑張りますね!! (2021年10月12日 12時) (レス) id: 445c9760d6 (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - 本当に好きです!ずっと読みます、愛読してます、これからも頑張って下さい、応援してます! (2021年10月11日 0時) (レス) id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年10月10日 22時

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