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***
佐野くんとの楽しいデートも終わり、
またいつもの学校生活を送っていた。
最近テストが近くなってきたのでたくさん勉強するようにしてる。まぁ、高校のレベルは普通だけどやることはちゃんとやんないとね。
ドラケンくんたちには勉強させてもらう時間作って貰ってるから、手伝い時間の半分くらい事務所で勉強してる。
家でやろうと思ったけど乾くんが居てって言うから、
合間に手伝いしながら居座ったりしてる。
千「ここは…」
「ここはこうでこの方程式当てはめるといいよ」
千「あ、確かに」
「千冬くん飲み込み早いねっ」
千「へへっ」
手伝いのない日は千冬くんに声を掛けられて
勉強教えてあげている。
千冬くんは私の教え方が下手でも
賢いからすぐ理解してくれて助かる。
千「できた！」
「凄い凄い！」
千「社さんのおかげです」
「ふふっ」
千「てか俺勉強の邪魔してません？大丈夫ですか？」
「大丈夫！なんならこの方程式使った応用問題出るから復習になって私も助かってる」
千「良かったです！」
「うん」
千「じゃあこれもいいですか？」
「どれどれー」
千「(あー社さんと毎回こうやってテス勉出来るの幸せ過ぎる。同じ高校入って良かった！！)」
「こうやって…これを……ん？あれ？」
千「ん？」
「待って、あれ…ここ…どうだっけ、えっと…」
急に解き方をド忘れして必死に思い出そうとする。
頭を抱えて一生懸命悩む。
千冬くんは私の回答を今か今かと待ってくれている。
早く思い出さなきゃ。
「んー…」
千「(悩んでるとこも可愛い…そして俺のために悩んでくれてると思うとめちゃくちゃ萌える…最高だな)」
「えっと…ごめん千冬くん」
千「いえ大丈夫ですよ」
「た、確かこうで…あれでもこっち…んー…」
思い出せそうなのに思い出せない。
悔しくなって来て私は唇を噛んだ。
「んーー！」
千「あはっ、噛んだら切れちゃいますよ」
「んむ」
唇を噛み続けていたら千冬くんに頬っぺたを
むにっとされて元の顔に戻された。
「ありがとう千冬くん」
千「いえいえ(頬っぺた触っちまったマジ最高！！可愛すぎる…！！！)」
「ふふっ」
千「(あーー…何だこの可愛い小動物)」
「…あ！思い出した！こうだよこう！」
千「えっ？」
「こうしてこうやって…ほら！」
千「凄いっすね社さん！」
「やったぁ！」
千「(うん、可愛い好き)」
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Sちゃん(プロフ) - もふゆさん» もふゆさんコメントありがとうございます！愛読めちゃくちゃ嬉しいです(；＿；)頑張りますね！！ (2021年10月12日 12時) (
レス) id: 445c9760d6 (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - 本当に好きです！ずっと読みます、愛読してます、これからも頑張って下さい、応援してます！ (2021年10月11日 0時) (レス) id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年10月10日 22時
