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数日後にはいつもの調子を取り戻せた。
佐野くんに週末会った時にたくさん甘えたから、
そのおかげもあってだけど。




千「今日は普通ですね」


「うん、この前はほんとにごめんね」


千「いーッスよ。あーゆー社さんも面白くて良いと思います」


「そんなに変だった!?」


千「なかなかに」


「う…ごめん…」


千「可愛いんで許します」


「ありがとっ」


千「それより今日からガッツリ体育祭練習ですね」


「うん!ワクワクするね!」


千「ですね。俺も喧嘩以外でマジになれること少なかったんでめちゃくちゃ楽しみっす」


「私も今年はヘマしないように頑張るぞ!」


千「危なかったら俺が呼びに行きますからね笑」


「それはありがたい!」


千「ふふっ」




そう。月末まで1週間を切ったので、
今日から本格的に体育祭の練習が始まるのだ。
ジャージ登下校できるのが楽で嬉しい。




千「んじゃ俺そろそろクラス戻りますね」


「うん!練習頑張ろーね!」


千「はいっ!」




千冬くんジャージの時いつも萌え袖なの可愛いな。
佐野くんにも萌え袖させたい…絶対可愛い!!




「んふふ」


『Aー!何やってんの始まるよー!』


「あ、はーい!ごめんごめん!」


『また千冬くん?』


「またというより毎日ですね」


『もう付き合っちゃいなよ笑』


「いやいや!私には好きな人が居るんですー」


『え!?そうなの!?』


「あれ言わなかったっけ?」


『聞いてないんだけど…』


「ん?…あ、中学の友達と勘違いしてたかもごめん」


『いや良いけど…因みに誰なの〜?』


「ん?内緒」


『な!』


「えへへ」


『(校内で天下無双の可愛さを誇るAを落とす男なんて居たのか…!!気になる、めちゃくちゃ気になる!!)』


「ん?なに?」


『学校に居る?』


「居ないよー。はいここまで!行こ!」


『ぐ…なおさら気になる!!!』


「ふふっ」




佐野くんの存在は誰にも教えない。
他の女の子に目付けられても嫌だし、
佐野くんは私の彼氏だからねっ。









***

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Sちゃん(プロフ) - もふゆさん» もふゆさんコメントありがとうございます!愛読めちゃくちゃ嬉しいです(;_;)頑張りますね!! (2021年10月12日 12時) (レス) id: 445c9760d6 (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - 本当に好きです!ずっと読みます、愛読してます、これからも頑張って下さい、応援してます! (2021年10月11日 0時) (レス) id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年10月10日 22時

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