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***
九「そ、そろそろ帰るか三途」
春「お、おう」
マ「ふふっ。お前ら忘れねーからなっ」
九「こわ…」
春「くそアマ呪われろ…」
「ほんとにごめんみんな…」
お酒は人を変えてしまうね。
自分が1番危険だと思った1日だった。
九「そんじゃ…お疲れ」
春「じゃーな」
マ「おう。あんがとなー」
「ま、またね…」
3名がぎこちない挨拶。佐野くんは普通の挨拶。
ほんとにやらかさないように生きようと思った。
マ「ん、もう寝る時間だ」
「あ、うん…」
マ「んふふ」
「な、何その顔」
マ「そろそろお仕置していい？」
「っ！だめ！」
マ「はぁ？いつもよりめっちゃ我慢してやってたのに何その言い草」
佐野くんは急に悪い顔をし始めて
私の手を掴んで指先にキスしてきた。
突然の大人っぽくて意地悪な行動に
私は不覚にもドキッとしてしまった。
「ほんとに疲れてるの…！秒で寝れるレベル」
マ「俺関係ねーし」
「う…」
マ「早く抱きたい」
「い、いっつもそういう事ばっかりじゃん…私のことそういう目でしか見てないのっ？」
マ「んなわけ。でもAこっちの方が俺の愛感じれるんじゃねーの？」
「っ！」
マ「ふふっ。俺の愛情表現やだ？」
「…」
あまりにもズルすぎる質問と優しい顔に
私の心が一瞬で撃ち抜かれてしまった。
かっこよすぎて拒めない。
「…佐野くん…」
マ「ん？」
「かっこ良すぎる…」
マ「あはっ！心の声漏れてんじゃん！笑」
「…」
マ「Aはすぐ襲いたくなるような顔するよなっ」
「え！？」
マ「かわいすぎー」
「…っ」
マ「早くしよ？」
「…うん」
マ「良い子じゃん」
だめだ私の彼氏最強すぎる。
もう結婚させてください。
***
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年9月23日 23時
