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マイキーside
「あぁっ!」
マ「っ…」
Aの気持ち良さそうな顔に俺も我慢出来なくなって
一緒にイッたけどAが先に落ちかけた。
「はぁっ…はぁっ」
マ「…」
ようやくの賢者タイム。
俺も少しだけクラっと来てる。
けどAは顔を真っ赤にして目を閉じながら
一生懸命呼吸をしていた。
賢者タイムに入った俺はすぐに意地悪がしたくなって
Aが息してる途中に割り込んでキスをした。
「っ!!」
息が上手く出来なくなったAはギュッと俺の腕を掴んでそのままゆっくりと落ちていった。
落ちたのを確認した俺はキスをやめて
Aの横に寝っ転がった。
マ「はー…ねむ」
「…」
つかまじで可愛すぎたな。
積極的なAの破壊力は巨大核爆弾レベル。
国1個あっという間に滅ぼせると思う。
「…」
マ「…ふっ」
自分でもとんでもねー女に惚れたなと思う。
でも今はAじゃなきゃ嫌だ。
結局弱い俺は支えてくれる奴がいないと
生きていけないのも分かった。
タケミッチに未来を教えて貰ったあの日から
俺は皆を守るために決別して悪の道に進んだ。
これからもっと悪い事に手を染めていくと思う。
でも俺が皆を助けようとしていても、
俺を助けてくれる奴はいない。
その孤独が辛くてしんどかった。
せめて真一郎、エマ、場地に戻ってきて欲しかった。
俺を助けて欲しかった。傍に居て欲しかった。
マ「…」
そして全部無理だって諦めた時、
ふとAの優しさを思い出した。
考えないようにしてたけど限界だった。
都合良くAが狙われてる事を知って
俺の傍に置いておける口実が出来たと思った。
ずるいよな俺。
お前の事ぶん殴ったのに、
お前にあんだけ怒られたのに、
やっぱり一緒に居たくて会いに行ったんだからさ。
俺がどんな道に進んでも、お前は俺と一緒に居たいってそう言ってくれんのが幸せで嬉しくてしょーがなかった。
俺もいつかお前と普通に暮らせる日が来るように、
頑張るからさ…
「ん…」
マ「あはっ」
そん時は俺だけのために生きてくれ。
***
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時