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***
「むー…」
三「なにイライラしてんだよっ笑」
「だってムカつくんだもん！」
三「なにが笑」
「言えないけどムカつくことがあったの！」
三「だからって俺に八つ当たりしに来たのかよ…」
「三ツ谷くんなら解決してくれると思って」
三「うん、原因分かんねーのに解決とか無理帰れよ」
「そんな冷たくしないで！」
三「嘘嘘」
今日は三途くんが現れなかったから良かったものの
イライラが収まらなかったので三ツ谷くんの所へやって来た。
忙しそうにしていたので極力声掛けるの控えてたけど、ようやく落ち着いたとの事で遊びに来た。
「うー…」
三「なんかイライラしてっけど元気そうで良かったわ笑」
「三ツ谷くんは元気してた？」
三「うん。勉強に追われてたけどな」
「デザイナーの？」
三「そうそう」
「さすが三ツ谷くん」
三「だろ。来年辺りにアトリエでも借りようかと考えてる」
「え！私遊びに行くね」
三「はは、待ってる」
「うん」
三「そういやドラケンのとこの手伝い行かなくて良かったのか？」
「あ、お休みもらってる」
三「そーなのか。んじゃ今日はフリーなんだな」
「そういうことになります」
三「うしっ」
久しぶりに会った三ツ谷くんは
髪が伸びて大人っぽくなっていた。
最初誰か分かんなかった。
「三ツ谷くん、私ケーキ買ってきたから一緒に食べようよ」
三「おーサンキュ」
「じゃーん」
三「これ最近駅前に出来た店の？」
「うん。評判良いみたいだったから」
三「いーねぇ」
「でしょ」
***
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年9月20日 12時
