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客「そ、それでこういうのが良いかなって…変ですかね！？」
「全然！素敵じゃないですかっ！」
客「ありがとう！やっぱり女の子乗せるとしたらどういうのが良いか聞いてみたかったんです！」
「私運転出来ないんですけど、後ろに乗った感じだとこれが凄く乗りやすくて安定感ありました！お客さん目の付け所がほんとに良いですねっ」
客「ありがとうございます！」
乾「俺居なくても話進んでるんだが？」
ド「あいつの接客能力えぐ過ぎだろ笑」
私はお客さんから好きな女の子を乗せるために
2ケツ出来るバイクの相談をされていた。
今まで色んなバイクの2ケツをして来たからこそ
伝えられる事もあるんだなと感じた。
客「色はどれが良いかな…」
「そこはお客さんの好きな色で良いと思いますよっ。相手に合わせるだけじゃなくて自分の個性も出した方がよりかっこよく見えます！」
客「なるほど！じゃあ僕はこの色が好きだから…」
「素敵ですね！私も買うならこっちかこっちだなって思ってましたっ」
客「分かります！このバイクならこれですよね！」
「はい！」
乾「いや盛り上がり過ぎだろ…てか客距離近…」
ド「おいおい笑」
乾「俺代わってくる」
ド「待てよっ笑 Aが楽しそうにしてんだからやらせてやれよ」
乾「はぁ…」
ド「俺らは見守ってようぜ」
乾「…分かった」
客「よし決めた！これにします！」
「ありがとうございます！」
客「あ、壊れた時の修理とかメンテナンスとかもここでいいのかな？あんまり詳しくなくてすみません…」
「はい！あのかっこいい2人組が丁寧にお客様のバイク修理してくれますよっ」
客「それはありがたいです！何かあったらまたよろしくお願いします！」
「こちらこそ！では購入手続きの準備して来ますのでゆっくりしててください！」
客「はいっ！」
私は雑誌を片付けてドラケンくんの所へ行った。
「ドラケンくん買ってくれるって！」
ド「見てたわ笑 なんなのお前すげーな笑」
「お客さん凄く良い人なんだよっ！つい話し込んじゃったけど…」
ド「サンキューな。後は俺がやっからお前休んでていいぞ」
「ううん！最後まで手伝う！」
ド「！…分かったよ」
「ありがとう」
乾「社」
「あ、乾くん1人でもできた！」
乾「すげーじゃん。でも距離近過ぎもっと離れろ」
「え…ごめん」
ド「イヌピー笑」
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年9月20日 12時
