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それでも私たちはこれからを生きる。
その意味を込めてカウントダウンで飛んだ。
どんな形であれ、私たちはずっと仲間だ。
「はぁ…終わっちゃった」
柚「早かったなー」
ヒ「だねっ」
乾「皆今年もよろしくな」
武「よろしくお願いします!」
ド「あけおめ」
三「ことよろー」
八「タカちゃん今年もよろしくな!!」
三「うっせーぞ八戒」
「ふふっ」
千「社さん。今年も俺が守ります」
「あっ…ふふっ、よろしくね千冬くん」
千「はい!」
乾「ちょっと、社守んのは俺だぞ」
千「いや俺です」
三「あーはいはいお前らうるせーよ」
柚「え、なになに?」
ヒ「マイキーくんいなくなってからAちゃんのこと狙ってた人たちが暴走してるらしい!」
「あはは…」
柚「ヒューモテるねぇ!」
「ありがたいけど、私は佐野くん一択だから…」
柚「おぉっ…一途なところも可愛い」
ヒ「ヒナ応援してるからね!」
「うん!」
そうだよ今年こそ。
今年こそ佐野くんにちゃんと会いたい。
私の想い伝えるんだ。
そう言えばあの手紙…家に置いてきちゃったけど、
初日の出って書いてあったよね。
海の近くで私を待ってる人が居るってこと?
行ってみようかな、
でも罠とかだったら嫌だな。
いやでも行かなきゃ分かんないし…。
「ドラケンくん」
ド「ん?」
「この後時間ある?」
ド「…あるけど」
「私のお願い聞いて欲しい」
ド「なんだ?」
「連れてって欲しい所があるの」
ド「これからか?」
「うん」
ド「(すげー真剣な目…さっきのこともあるし、送ってってやるか)」
「だめ?」
ド「分かった」
「!ありがとう」
乾「どっか行くの?」
「ちょっと野暮用」
乾「は?なにそれ大丈夫なのか?」
「うん」
ド「イヌピー何かあったら連絡するわ」
乾「分かった。気をつけて行けよ」
ド「おう」
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月20日 12時