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***
「すみませんがお断りします」
千「何故だ」
「私は別に暴力したい訳じゃないので…」
千「謙虚だな」
「いやそういう事じゃなくて…」
瓦城…ちゃん？くん？分かんないけど、
その子が全然引いてくれない。
私を仲間にするってどういう事なの？
何のメリットがあってそんな事言うの。
千「…邪魔がはいりそうだな。また来る」
「え、あっ…」
千「また会おう社」
「…」
何かを悟った瓦城さんは
どこかへ居なくなってしまった。
それにしても綺麗な子だったな。
不良なのには驚きだけど…
てか不良の上の人たち顔面偏差値おかしくない？
ド「A終わったかー？」
「あ、うん」
乾「これから雪降るっぽいから中入れ」
「分かった」
私は高圧洗浄機を片付けて店の中に入った。
「ねぇドラケンくん」
ド「ん？」
「さっきお店の前で不思議な人に話しかけられた」
ド「誰だよ」
「梵の瓦城千咒とか言ってたんだけど何か知ってる？」
ド「は…」
乾「え…」
「？」
ド「お前もっと早く言えよ！！！」
乾「嘘だろ…」
「え、なになにごめん！」
ド「ったく、油断も隙もねぇな」
乾「やべぇまだ居るかも守んねぇと」
「うぐっ、苦しい乾くんっ」
私がさっきの子の話をすると
2人はめちゃくちゃ大騒ぎした。
乾くんなんて慌てすぎて私を担ぎあげて
事務所に連れてこられた。
そこまでしなくていいのに。
乾「ドラケン鍵閉めたか？」
ド「大丈夫だ！」
乾「よし…」
「ちょっとなんなの2人とも…！」
乾「何もされてねぇか？！」
「大丈夫だよ少し会話したくらいだって！」
ド「まさか千咒直々とはな…」
「ねぇなんなの？何かまずいの？」
乾「…」
ド「良いかA。梵って言ってきた奴居たらすぐ俺ら呼べよ」
「えっ…うん」
ド「絶対だぞ！！」
「は、はいっ」
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年9月20日 12時
