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***
「ただいま」
あれから私は家に直帰した。
両親が先に帰ってきてて私の出迎えをしてくれた。
やっぱり家は落ち着くなぁ。
一旦部屋に戻り着替えを済ませてから
お姉ちゃんの仏壇に行く。
これがいつものルーティーン。
そして1日あったことを話す。
「お姉ちゃんただいま。今日は災難だったよ…」
佐野くんに絡まれた事を
お姉ちゃんの前でたくさん話した。
お姉ちゃんが隣に居てくれたら
もっと簡単に佐野くんから逃げられたのかなとか。
色んなifの話もした。
そのうちご飯に呼ばれ、
お姉ちゃんに挨拶をしてから仏壇を離れる。
母「今日は何話したの？」
「学校のこと」
父「もう3年生だもんな…早いなぁ」
「そうだねっ」
母「最近は順調なの？」
「うん。でも今日また不良の子に絡まれて大変だった」
母「えぇっ？また？」
父「Aは母さんに似て美人だからそこらの不良もほっとけないんだろ。全く困ったものだな」
「そんな私目当てって感じじゃなかったけど、よく分かんない不思議な不良だよ」
母「同じ学校の子？」
「うん。クラスメイト」
父「クラスメイトかぁ」
母「何もなければいいけど…」
「大丈夫大丈夫！私強いからお母さんとお父さんには心配かけないよっ」
母「そうは言っても心配なものは心配なの」
父「何かあったらすぐ言うんだぞ？」
「ありがとう」
家族には本当に恵まれている。
そう思えるほど私は大切に育てられてきたと思う。
だからこそ正しい道を歩んで行きたい。
お姉ちゃんの分までいつか幸せになりたい。
そんな淡い期待を胸に私は生きている。
大丈夫。失敗はしない。
マ「ーーー」
「う…」
でも、
でも佐野くんと関わってから、
何故かお姉ちゃんのこと思い出したり、
突然懐かしい気持ちにさせられた。
あの人は一体なんなの。
分からない。分からないことだらけだ。
ここまで未知の存在が怖いと思ったことは無い。
関わりたくない、関わってしまったらきっと…
母「A？大丈夫？」
父「どうかしたのか？」
「…へっ？あ、大丈夫大丈夫！ごめんね」
平和な日常に後戻り出来なくなりそうだから。
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xyzhonokaexweb@gmail.com(プロフ) - とても面白く読ませてもらってます。お話の更新楽しみにしています。頑張ってください。それと…ちょっと気になったところがありまして、東卍のナワバリは渋谷なのでは…？と思いました。 (2023年1月18日 23時) (
レス) @page18 id: 815d9c0be1 (このIDを非表示/違反報告)
Sちゃん(プロフ) - 夜月さん» ありがとうございます！！凄く支えになるコメントいただいて幸せです(T^T)これからも頑張ります！ (2021年9月7日 18時) (レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - Sちゃんさんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます！ (2021年9月7日 14時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
Sちゃん(プロフ) - 瑠李さん» 瑠李さんご報告ありがとうございました！直ちに修正しました！更新頑張りますね！！ (2021年8月31日 0時) (レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - オリジナルフラグがついていますよ！！でも私はマイキーが好きなのでこの小説に会えて本当にうれしいです。更新楽しみに待っています。頑張ってください！応援してます！！ (2021年8月31日 0時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年8月31日 0時
