unknown 【東京リベンジャーズ】

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佐野くんの提案で帰る前に河川敷に寄った。
やっぱり安全運転はしてくれなかったけど。




「死ぬ…」


マ「え？さっきより安全運転したんだけど」


「慣れないよそんなに早く…」


マ「んじゃ特訓しような！」


「やだ」


マ「ちっ」




河川敷の階段に座り休憩していると、
横に佐野くんがすぐ座ってきた。




マ「お、今日星綺麗！」


「ほんとだ…」


マ「でも東京より田舎の方がもっと綺麗に見えんの知ってた？」


「え、知らない」


マ「今度連れてってやるよ」


「…佐野くん、星見る趣味あったんだね」


マ「趣味とかじゃねぇけど見たら誰だってきれーって思うじゃん」


「…確かに」


マ「そーゆーこと！」




そして階段に寝そべる佐野くん。
背中痛くないんだろうか。




「…ねぇ」


マ「ん？」


「1つ聞いてもいい？」


マ「なに？」


「佐野くんは、なんで私に声かけたの？」


マ「え？」


「勉強教えて貰うのは三ツ谷くんとか、誰でもよかったはずだよね。どうして私を捕まえたの？」


マ「えっ？んー、確かにそうだけど…Aが通りかかった時に声かけなきゃって思った」


「え？」


マ「いや俺もよく分かんねーんだけど、なんか声かけなきゃって思ったんだよ」


「…変なの」


マ「まぁでもお前の声はマジで寝れるから話してみてぇなぁとは思ってた！」


「ふーん」


マ「おい自分から質問しといてつまんなそうな顔すんなよ」


「いや、佐野くんってほんと不思議だなって思っただけ」


マ「ふふん！よく言われる！」


「誰も褒めてないよそれ」


マ「は？」


「ごめんなさい怒んないでください」









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