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「そういえば、イザナくんのお願いなに?」
イ「ん?聞いてくれんの?」
「うん!約束だから!」
イ「あはっ!じゃあ何でもOK?」
「うん?」
イザナはずっと決めていたお願いをAに伝えるため、Aを抱き上げて自分の膝に乗せた。
「え!?」
イ「俺の方向いて」
「うん…」
イザナはAに真正面になるよう指示した。
Aがちょこんとイザナの膝に座ると、イザナはまた興奮し始めた。
今から自分がAを好きにする未来を見据えて。
イ「俺のお願いはね…」
「うん」
イ「前にここで言ったんだけど覚えてる?」
「えっ?んー…?」
イザナの質問に対して必死に記憶を辿るA。
それっぽい回答が思い当たらない。
「…分かんない!」
イ「へぇー忘れちゃったんだ」
「ごめんねイザナくん」
イ「良いよ。なら思い出させてやるから」
「へっ…」
そう言うとイザナはニヤッと笑い
Aの顔を掴んでグッと距離を詰めた。
Aは急過ぎて反応出来ずに固まった。
そしてイザナは、
イ「食わせて」
「っ!」
小さくそう呟くとAの唇に噛み付く様にキスをした。初めての事で頭が真っ白になったAはイザナにされるがままだった。
「ん…んんッ…」
イ「(あぁ下手クソなのがすげぇ可愛い…目開けながらお前は楽しむタイプなんだな…俺と一緒じゃん好き…)」
「っ!イザナく…」
イ「(逃げんな嫌がんなもっと俺に染まれ全部俺に寄越せお前の全部…)」
「うっ」
イザナがだんだんヒートアップしてしまい、Aが耐えられず押し返そうとするがビクともしない。
変な声が出てしまうのが恥ずかしくてAは目に涙を溜めた。
イザナはAを貪り続け、マイキーが大切にしているAを自分が壊そうとしていることに快感すら覚えた。
「ん!」
イ「いっ…」
しかし途中でAがイザナの舌を噛んだ。
それによりようやく離された唇。
イ「は?」
「!ご、ごめん…」
イ「なんで噛んだ?」
「苦しくて…」
イ「…俺のお願いちゃんと聞けよ!!!」
「!」
イ「…」
「…イザナくん、こんなことで喜ぶの?」
イ「そうだよ」
Aは泣きそうな顔で怒るイザナを見つめた。
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Sちゃん(プロフ) - そらさん» そらさんいつも読んでいただいてありがとうございます!八戒承知しました!この作品だと話数足りないので続編にてお待ちください! (2021年8月29日 23時) (レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - いつも楽しく読んでます。夢主人公と八戒の絡みを見てみたいです (2021年8月29日 22時) (レス) id: 8c77e9965f (このIDを非表示/違反報告)
Sちゃん(プロフ) - ジファさん» ジファさんいつも読んでいただいてありがとうございます!コメントめちゃくちゃ嬉しいです!頑張りますね!!! (2021年8月29日 21時) (レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)
ジファ(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく読ませてもらってます!無理せず頑張ってください!応援しています!! (2021年8月29日 21時) (レス) id: 9fc50b6ab3 (このIDを非表示/違反報告)
Sちゃん(プロフ) - どんさん» スマイリーとハッピーセットでお話作ってみました!イメキャラは描けないのでご想像にお任せします! (2021年8月24日 23時) (レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年8月23日 18時