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***
そしてイザナとAの鬼ごっこが始まった。
先にAが逃げる側だった。
「ふふっ」
イ「やるじゃん」
「でしょ！」
イ「ねぇ負けた方が1つお願い聞くってどう？」
「良いの！？」
イ「いや俺が聞くとはまだ決まってねぇけど…」
「やる！」
イ「よし」
そうと決まれば、という感じで
イザナが本気を出して来た。
Aも必死に逃げるが、残り数秒で捕まった。
「あー！」
イ「俺の勝ち」
「次勝つもん！」
イ「いーよ。じゃあ捕まえて俺のこと」
「うん！」
攻守交替。イザナが全力で逃げる。
Aも負けじと追いかける。
「待てー！！」
イ「あははっ！」
イザナは自分を追いかけてくれるAを見て興奮した。鬼ごっこではあるが、自分だけを追い求めてくれる感じが堪らなく嬉しかったようだ。
イ「もっと本気で来いよ」
「くぅ…イザナくん！ジャングルジムずるい！」
イ「ダメとは言ってねぇだろ？」
「もー！！」
イザナのジャングルジム逃げはとんでもない猿動きでAはついて行けずタイムアップ。
「イザナくんずるい！」
イ「Aも使っていーよ」
「そうする！」
イ「あはっ！可愛い可愛いっ」
Aもあらゆる手を使ってイザナから逃げ続け、
また捕まえようとし続けた。
しかしイザナはめちゃくちゃ本気だったため、Aは全く捕まえることも逃げ切ることも出来なかった。
イ「はい捕まえた♡」
「負けたぁー！」
イ「俺の全勝じゃん。もうちょい頑張ってよ笑」
「イザナくんが強すぎるんだよー！」
イ「まあねっ、本気だったから」
「はぁぁつかれたぁ…」
イ「休憩しよー」
「うん」
イザナは涼しい顔をしていたが
Aは疲れ切っていた。
ベンチに2人で座り休憩がてらおやつタイム。
持ってきたおやつをイザナに渡して2人で仲良く食べていた。
「ふぅ…」
イ「A女の子の中では足速い方だな」
「うん！」
イ「すげーじゃん」
「やったぁ！」
イ「でも俺みたいに足速い悪い奴に捕まったら大変だなっ」
「大丈夫！防犯ブザー持ってる！」
イ「…ぷッ…そっか…まだ小学生だもんな…笑」
「どうして笑うの？」
イ「いや、お前が子供なの忘れてただけっ」
「？」
イ「はぁーそういうとこも可愛い。大好き」
「ありがとー！！」
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Sちゃん(プロフ) - そらさん» そらさんいつも読んでいただいてありがとうございます！八戒承知しました！この作品だと話数足りないので続編にてお待ちください！ (2021年8月29日 23時) (
レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - いつも楽しく読んでます。夢主人公と八戒の絡みを見てみたいです (2021年8月29日 22時) (レス) id: 8c77e9965f (このIDを非表示/違反報告)
Sちゃん(プロフ) - ジファさん» ジファさんいつも読んでいただいてありがとうございます！コメントめちゃくちゃ嬉しいです！頑張りますね！！！ (2021年8月29日 21時) (レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)
ジファ(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく読ませてもらってます！無理せず頑張ってください！応援しています！！ (2021年8月29日 21時) (レス) id: 9fc50b6ab3 (このIDを非表示/違反報告)
Sちゃん(プロフ) - どんさん» スマイリーとハッピーセットでお話作ってみました！イメキャラは描けないのでご想像にお任せします！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年8月23日 18時
