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三「A!」


「たかちゃん…」


三「はぁ…危ねーから家に戻れよっ」


「でも…お家分かんなくて…」


三「くそっ…そーゆー事かよ」


「ねぇたかちゃんマイキーお兄ちゃんと一虎くんどうして喧嘩してるの!」


三「一虎はマイキーの兄貴殺したんだ!だからマイキーはあいつが嫌いなんだよっ」


「え…」


『余所見すんなァ!!』


三「っるせークソが!!」


「きゃっ!」


三「とにかく隠れてろ!!」


「た、たかちゃん…」


三「マイキー!!」


マ「A!後で説教だかんな!!」


「うぅ…」




三ツ谷に背中を押されたAは
1歩ずつ後ろへと下がって行った。


三ツ谷も敵に絡まれすぐに応戦していた。
マイキーも一虎の部下と戦っていた。




「マイキーお兄ちゃん…」




三ツ谷から聞かされた事にも驚きが隠せなかったA。そのまま後ろに下がり続けると誰かにぶつかった。




「わっ!」


竜「おっと…」


「ご、ごめんなさい!!」


竜「いーって。それよりちょっとツラ貸せや」


「えっ!?」




竜胆はわざとAの後ろに居て
ぶつかってくるのを待っていた。


そしてそのままAを抱えると、
蘭のいる場所まで戻って行った。




「ね、ねぇ離してよ!」


竜「やだ。にーちゃん連れて来た」


蘭「ご苦労さまー」


「うぐっ」


蘭「あーこの格好してたのはハロウィンだからか」


竜「だな」




竜胆の腕から逃れられたと思ったら
すぐさま蘭が後ろからバックハグをしてきたのだ。




「や、やめて!」


蘭「暴れんなよ殺されてぇの?」


竜「にーちゃんこわ」


「ひっ…」


蘭「嘘だけど」




蘭はAを逃がさないようにした後、
髪の毛を触ったり顔を見て品定めをした。




蘭「ふーん…」


竜「どー?」


蘭「愛されヒロインって感じだねぇ」


竜「ハハッ、東卍のヤツら焦ってたもんな」


蘭「いっそ俺らが攫ったら戦争起きんじゃねぇ?」


竜「いやいやまだはえーよ」


蘭「竜胆のビビり」


竜「は?あーそんなに言うんなら寄越せよそいつ」


蘭「はぁ?無理」


「…」




蘭はひたすらAの頬っぺを片手で挟んでむにむにしていた。Aも喋ったら殺されると思い静かにしていた。








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Sちゃん(プロフ) - そらさん» そらさんいつも読んでいただいてありがとうございます!八戒承知しました!この作品だと話数足りないので続編にてお待ちください! (2021年8月29日 23時) (レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - いつも楽しく読んでます。夢主人公と八戒の絡みを見てみたいです (2021年8月29日 22時) (レス) id: 8c77e9965f (このIDを非表示/違反報告)
Sちゃん(プロフ) - ジファさん» ジファさんいつも読んでいただいてありがとうございます!コメントめちゃくちゃ嬉しいです!頑張りますね!!! (2021年8月29日 21時) (レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)
ジファ(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく読ませてもらってます!無理せず頑張ってください!応援しています!! (2021年8月29日 21時) (レス) id: 9fc50b6ab3 (このIDを非表示/違反報告)
Sちゃん(プロフ) - どんさん» スマイリーとハッピーセットでお話作ってみました!イメキャラは描けないのでご想像にお任せします! (2021年8月24日 23時) (レス) id: 9815f970ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年8月23日 18時

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