episode353 ページ4
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侑「ここでええの?」
治「もっと先あるで?」
「ううん!大丈夫だよ。ありがとね2人とも」
侑「そか!なら井上ちゃん!最後にハグして!」
治「は?またお前先に…俺も!」
「えっ!」
侑「しばらく会えんやろし頼む!」
治「1回でええねん」
「わ、分かった」
侑「んじゃ俺から!」
治「ちっ」
「…」
侑「はぁ…幸せや…」
侑くんが先にハグしてきた。
イマドキの男の子の匂いがする。
てか筋肉木兎くんレベルにあって凄い…。
「…」
侑「筋肉気になる?」
「あ、ごめん…」
侑「ええよもっと触って」
「うん」
侑「(触り方が可愛すぎるっちゅーねん…ほんまにこんな可愛ええ子なんで東京にしかおらんねん意味わからんわ)」
「…」
侑「どう?」
「…かっこいい」
侑「んふ(そんな笑顔で言われたらあかんて!さっき負けた試合どうでもよくなってくんねん!天使かほんまに…好きや!)」
治「おいいつまでやってんねん」
侑「うっさいな」
治「そろそろ俺にも貸してや」
侑「えー」
「侑くん、ありがとね」
侑「あ、侑くん…!!名前呼びやばいな…」
治「井上ちゃん俺も」
「あ、はい」
治「ん」
「…」
治くんの方がちょっとガッチリしてる。
こっちもこっちでイマドキの男の子の匂い。
てか腕の筋肉が凄い…。
治「可愛ええなぁ」
「…ほんとそっくりだね」
治「双子やからな。嫌でも似てくんねん」
「どっちがお兄さん?」
治「多分ツムや」
「多分なんだ笑」
治「おん。あいつの方が変態やし」
侑「何の話やねん!」
治「うるさ」
「ふふっ」
治「井上ちゃんは兄妹おる?」
「妹がいるよ」
治「お姉さんか、ええな」
「そう?」
治「おん。ツムと交換で俺の姉ちゃんにならん?」
「それはちょっと…」
治「残念」
侑「ろくでもない双子やほんま」
治「お前が言うな」
「喧嘩しちゃだめだよ」
侑「ん〜ごめん井上ちゃん!」
治「お姉さんええな…可愛ええわ…」
「2人とも仲良く頑張っていってね」
侑「井上ちゃんに言われたらしゃーないな」
治「嫌やけど頑張る」
「ふふっ」
私は最後にまた2人の頭を撫でてあげた。
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年8月8日 23時