episode375 ページ26
***
そして私たちは学校に戻り、解散した。
後日みんなで打ち上げに行く約束もして。
木「井上ちゃん手繋ご！」
「うん」
私は木兎くんと一緒に帰ることにした。
みんなといるのも楽しいけど2人っきりの方が好き。
木「なー井上ちゃん！」
「ん？」
木「大好き！」
「私も大好き」
木「可愛いッ！！…なんか彼女って認識してからますます可愛く見えてきた！」
「ありがとっ」
木「まぁ井上ちゃんは天使だからな！うん！」
「ふふっ」
木「あー早く結婚してぇなあ！」
「まだ先は長いよー？」
木「でも絶対する！あ！お金貯めなきゃ！！」
「私もバイトしよーっと」
木「井上ちゃん風俗はダメだぞ！」
「行きません」
木「井上ちゃんはすーぐ食われるから！」
「木兎くん以上にがっつく人居ないって！」
木「俺は彼氏だからいーの！」
「彼氏の前からじゃん！」
木「それは井上ちゃんがえっちなのが悪い！」
「私は普通だよ」
木「何言ってんの！井上ちゃんからは女の魅力しか感じないぞ！！」
「それは嬉しいけど、普通です。あいあむふつう」
木「なんか井上ちゃんなのに頭悪そうな英語」
「これなら木兎くんに通じると思って」
木「あ！馬鹿にしてきた！！そんな悪い子には…お仕置だー！！」
「ちょっと！お尻触んないでっ！！」
木「井上ちゃんのお尻触り心地良くて最高！」
「変態！」
木「俺は変態だ！」
「開き直った…」
木「だからさ〜早くお泊まりしよーぜー！」
「もう…」
木「一緒に気持ちよくなろ？」
「っ！」
木「あ、顔真っ赤！！」
「やだ！もー！！」
木「あっ！逃げんな！！」
私は木兎くんから逃げるように走った。
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年8月8日 23時
