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episode368 ページ19
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木「さぁこっからは駆け上がるだけだな」
「うん。飛雄たちの分まで頑張ってね」
木「おう！な！赤葦！」
赤「…はい、頑張ります」
木「よく言った！」
「ふふっ」
赤「はぁ…」
赤葦くんは泣き疲れたのか私に体を預けて来た。
私は背中を摩ってあげた。
赤「…」
「頑張ったね」
赤「はい」
「かっこよかったよ」
赤「ほんとですか？」
「うん」
赤「ありがとうございます」
木「井上ちゃん俺はー？」
「べりーくーる！」
木「よっしゃ！！って、なんだっけそれ」
秋「おいおいまじかお前」
小「木兎らしいや」
猿「だね」
赤「すみません井上さん、急に…」
「んーん！いいよっ」
赤「井上さんのおかげで安心しました」
「それなら良かった」
赤「ふふっ」
「よしよし」
なんかこうやって話すと普通に出来る。
これを継続してちゃんと話せるようになろう。
木「んじゃ行くか！」
秋「だな！」
小「明日の準決も勝つぞー！」
猿「おーう！」
赤「俺達なら勝てます」
「頑張れー！！」
力強くて頼もしいみんななら
どこまでだって進んでいける気がした。
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年8月8日 23時
