検索窓
今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:1,804 hit

episode351 ページ2

***






今日はフルで木兎くんの調子が良くて圧勝だった。
2回戦目なのに凄い活躍。さすがだ。




成「見てて気持ちいいね木兎」


「だね」


成「あ、井上。ここで仁奈ちゃん見てるから行ってきていいよ」


「ありがと。仁奈、ねねちょっとトイレ行ってくるね」


仁「うん!」


成「その間私と待ってよっか」


仁「あい!」


「じゃ、よろしく」


成「ほーい」




私は成瀬に仁奈を任せ、メインアリーナに向かった。
そっちの会場に行くと、何やらザワついていた。


なんのことかな?と思いながら掲示板を見ると…




「え!飛雄達勝ったんだ…!!」




優勝候補とも言われていた稲荷崎高校を倒して
飛雄達が勝ち進んでいた。


凄い…飛雄、頑張ったんだね。




「見たかったなぁ…」




白熱してたんだろうなと思わせるスコアで
私も見たさが増していた。


今日録画して来たから家で見るしかないね。




北「井上ちゃん」


「うわっ!!って…き、北くん!」




私が掲示板を見ながらボーっとしていたら
昨日助けてくれた北くんが声をかけてきた。


偶然過ぎる出会い。




「お、お疲れ様です」


北「ありがとうさん。結果見とったんか?」


「はい。今日はサブアリーナに居たので」


北「あぁ、梟谷そっちやもんな」


「あの…宮ツインズどうしてますか?」


北「ん?あいつらなら控え室におるよ」


「実は昨日のお礼をしたくて…」


北「ふふっ、あいつらも喜ぶな。着いておいで」


「ありがとうございます!」




私は北くんの後を着いて行き控え室を目指した。




北「てかなんで敬語なん?同い年やろ?」


「あっ、なんか、つい…」


北「タメにしようや」


「うん!ごめんね」


北「ええよ」


「北くんは今日の試合どうだった?感想…的な」


北「どうもこうもないな。やる事やって負けた。それだけや」


「そっか…」


北「んでもあいつらとバレーできて楽しかったわ」


「!…良いね、そーゆーの!」


北「まぁあいつらは悔しいやろけど」


「次に期待だね」


北「そやな。ほら、ここや」


「入っても大丈夫?」


北「ええよ」




私は案内された部屋をノックしてから入った。




侑「…」


治「…」


尾「ん?」


銀「北さん、その人は…」


北「侑と治のお客さんや。ほら2人とも。井上ちゃん来てくれたで外出ろや」


侑「えっ」


治「井上ちゃん…」









***

episode352→←episode350



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 梟谷 , Sちゃん   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年8月8日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。