episode55 ページ6
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木「あー！やっと鼻血止まった！」
赤「急に出さないでください」
木「そんなこと言ったってアレ見たら耐えらんねーよ！」
赤「鈴木先輩と散々してきたんじゃないんですか」
木「ばっ…それとこれとは話がちげぇ！」
赤「ふーん」
木「そーゆー赤葦こそ去年の女はどーなったんだよ！」
赤「金ズルにされそうだったんで辞めました。あと井上さんに比べたら顔も普通だったんで」
木「金ズルはこえーよなぁ」
赤「井上さんは遊びに行くと奢ろうとしたり割り勘してくれるのでほんとに理想の女性です」
木「んあ！また勝手に遊んでるし！！！」
赤「木兎さんは鈴木先輩と遊べばいいでしょう。あの人顔は可愛いんですから」
木「うー…だってよぉ…」
赤「まぁ木兎さんが井上さんに惚れてるのは前から知ってましたけど」
木「なら手伝え！」
赤「嫌です」
木「ぐぬぬ…」
赤「てか鈴木先輩どうにかしないと井上さんに迷惑かかりますよ」
木「それはどうにかしなきゃいけねーけど…」
赤「1つ解決策がありますが聞きますか？」
木「お！なんだ？」
赤「俺と井上さんが付き合って、木兎さんと鈴木先輩が付き合えば万事解決です」
木「聞いた俺が馬鹿だった！！」
赤「ふふっ」
木「はぁ…どうやったら井上ちゃんに振り向いてもらえるかな…」
赤「井上さんは少し特殊と言うか…鈍すぎるんですよね」
木「恋愛してこなかった人間の鈍さだな！」
赤「でもそろそろ分からせてあげようかなとは思ってます」
木「どうやって？」
赤「井上さんを食べま「却下だ！」残念です」
木「なーにどさくさに紛れて変な事考えてんだ！」
赤「最近井上さんを見ると思考が偏りがちになるんですよ」
木「お前もやっぱオスだな…」
赤「今日のあれは特にずるかったですね」
木「それな！はぁ〜1回でいいから井上ちゃん抱いてみたいな〜！」
赤「は？」
木「嘘だってば睨むなぁッ！！」
赤「木兎さんの方がよっぽど猿ですよ」
木「俺猿とは言ってなくない！？」
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年6月5日 22時
