episode68 ページ19
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赤「結論から言うとキスじゃ赤ちゃんは出来ません」
「えっ!?」
赤「それは幼児向けの番組です。そんな知識教えるわけないじゃないですか」
「そうなんだ…」
赤「本物の子作りはもっとハードですよ」
「じゃあキスは大丈夫なんだよね?」
赤「はい」
「そっかぁ…なんか気が抜けちゃったよ」
赤「じゃあこれからはいっぱいできますね」
「そ、それとこれとは…ね?」
赤「あれ?照れてます?」
「う…私もう行く!」
赤「ふふっ」
私は恥ずかしくなって赤葦くんを置いて
自分の席に戻った。
赤「さて…そろそろアタック時期ですね」
木「!…なんか寒気した!」
鈴「大丈夫?」
友「あれ井上どした?顔真っ赤だぞ?」
「へっ、いやなんでもない!」
友「変なのっ」
キスじゃ子供って出来ないんだ…。
え、仁奈と私ってどうやって生まれたんだろう。
友達知ってるかな。
「ねぇねぇ」
友「ん?」
「赤ちゃんってどうやったらできるの?」
友「ブー!!」
友達は勢い良く飲み物を吹き出していた。
友「いきなり!?しかも今!?」
「気になっちゃって…」
友「そ、そっか。えっとな?赤ちゃんってゆーのは、女と男が致して出来るものだ!」
「致す?」
友「つまりそのー…だぁもう!赤葦か木兎に実践してもらえ!」
「実践とかあるの!?怖い…」
友「最初は痛いと思うけど少しずつ気持ちよくなる!」
「麻薬か何かなの!?」
友「害はない!」
「そうなんだ…彼氏ともしたの?」
友「もち!てかそーゆーのは基本彼氏とするもんだ!」
「私彼氏いない!できないね!」
友「作れよ!」
「無理!」
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年6月5日 22時