陰キャ、高校デビューから2年。続【ハイキュー】 (ページ10)

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デビュー58 ページ10

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その間は緊張も凄かったけど、周りの目も凄かった。
殺気を放った目が私と孤爪くんに向けられていたが、孤爪くんはガン無視。

孤「はぁぁ…」

「お、お疲れだね」

孤「うん…でも、今回復中」

孤爪くんがゆっくりできるならいいけど、
なんか猫みたいで可愛いなぁ。

黒「いいねぇ研磨」

孤「彼女いる人は彼女として」

黒「へいへい笑」

夜「おーいそろそろ始まんぞ」

「孤爪くん…始まるって」

孤「ん、起こして」

「はい」

私は立ち上がってから孤爪くんに手を差し出した。
その手に掴まり、ゆっくりと起き上がった。

孤「はぁ…」

「が、頑張って！」

孤「ん」

「あはは…」

立ったと思ったらまた背中に引っ付いてきた。

夜「研磨いつまで甘えてんだ！ほら行くぞ！」

孤「うぅ…」

しかし夜久さんによってだらだらタイムを止められてしまい、コートに連れて行かれた。

今日の最後は烏野とだ。
奥には清水さん達も見えて手を振ってくれてる。

「ふふっ」

身内だから少し安心する。
私は得点係をしながら最後の試合を見守った。

聞いた話では音駒とは何度も戦ったことがあるようで、かなり仲がいいんだとか。

東京の高校と仲良しなんて凄いなぁ。

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