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「ハァ…ハァ…も、ムリ…」
5分後くらいにやっと感覚が戻ってきた。
が、その間に荒北先輩に散々足を触られ
痺れに痺れまくった。
おかげで息切れと涙が出た。
「寝てた罰が当たったなァ」
「せ、先輩の意地悪…」
「自分を恨むんだな」
「ハァ…」
こんなことされてる時点で脈ナシだよもう。
先輩に会う度に自信なくしちゃう。
「気…済みましたか…」
「おう」
「じゃあ…後は、私がやっておくので…先輩は帰って休んでください」
これ以上先輩と居たらおかしくなりそうだよ。
「やーだね」
「へ…」
「一緒に掃除すんだよ。ほらさっさと立て」
「荒北先輩…」
「ハッ、危うくお前との約束忘れちまうとこだったよ」
「約、束」
「最後くらい守ってやるさァ」
「!…へへ」
「行くぞー」
「はいっ」
あれ、なんか…。
先輩優しい。
***
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さくみ(プロフ) - これ本当に好きです、、!!続き気になりすぎて死んじゃいそう、です (2019年8月28日 3時) (レス) id: 7862236ae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2019年7月10日 21時