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#2 ページ3

***





「ふふっ」




私はスキップをしながらクラスへと入った。




「Aここんとこ毎日幸せそうな顔してるよね〜」


「どーせまた荒北先輩でしょー?」


「ちょっと。荒北先輩は私のだからね」


「いや誰も狙ってないって…」


「はぁっ、もう毎日先輩のことで頭がいっぱい!私の人生もようやくバージンロードをあゆみ始めたということ…」


「ダメだこりゃ完全に狂ってる」


「ここまで来ると重症だよねー…」


「そんなに好きなら告ればイイじゃん」


「それは無理」


「なんで?」


「私の心臓が保たないから、そして何より会話を一度もしたことがない」


「はァ!?」


「そんなに好きなのに…話したことないの!?」


「うん。私の一目惚れだもん」


「あんたって奴は…」


「しかもよりによって荒北先輩…」


「今朝も荒北先輩のお顔を見れただけで眼福だった!もう1日頑張れるよ私!」


「そりゃ良かったね…」


「荒北先輩って…なんかこう、怖いイメージあるからAの理想とはまた違う気がするんだけど…」


「え?あんなにかっこよくてスタイル抜群でクールな先輩どこにも居ないよ!!」


「なんか去年よりレベル下がってね?」


「荒北先輩のせいだね…」


「春先一番。まだ寒さが残るこの季節…まだ間に合う。まだ荒北先輩の萌え袖を見るチャンスはあるんだ!」


「なんの話!?」


「あーもー埒が明かない。今度黒田に相談してみようよ」


「え?泉田じゃなくて?」


「アレと会話したら筋肉バカ移りそうで怖い」


「チャリ部って個性強いよね…」


「ほんとそれ」




次はいつ荒北先輩に会えるだろうか。






***

#3 黒田side→←#1



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さくみ(プロフ) - これ本当に好きです、、!!続き気になりすぎて死んじゃいそう、です (2019年8月28日 3時) (レス) id: 7862236ae4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2019年7月10日 21時

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