あざと可愛い系男子は好きなことしかしたくない！ (ページ7)

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不二「彼、面白そうだよね♪」ページ7

不二side

3人で何気ない事を話して、中庭で英二と大石に合流して(遭遇の方が正しいかな？)5人で神成君にいろいろと話を聞いていたとき大石から部活の再開が早まった事を聞いた

『もしかして、みんな同じ部活なの？』

そういえば話して無かったね、なんて思ってるうちに英二がクイズを始めた

大石「まったく、英二のやついきなり始めたら
神成君が戸惑うだろ」

不二「いいじゃないか、面白そうだし」

これで一発で当てたら面白いよねw

『んー、バレーとか？』

菊丸「ブッブー！ハズレ」

英二に任せたら引き伸ばして昼休みが潰れてしまうかもね、何部か英二に聞く神成君に僕から部活名を言った

不二「テニス部だよ」

答えを言った瞬間、彼の顔が一瞬強張った

『へ～、そうだったんだ～！ネット競技ってトコしか合ってなかったなー、残念』

一瞬見せた顔が幻の様に彼は明るく、大袈裟にガッカリしたような仕種をした

『そろそろ休み時間終わっちゃうし、教室に戻ろ？』

…確かに、もうすぐで予鈴が鳴る
けど、僕には話題をすり替えた様にしか感じなかった

大石「そうだな、それじゃまたな」

菊丸「まったね～♪」

『うん！またゆっくり話そうね～』

2人と別れて、僕達も教室に戻っていく
自分の教室に入っていく神成を僕は呼び止めた

不二「神成君」

『なぁに？不二君』

不二「困った事や、悩み事があったら相談し
て？力になれると思うから」

少し驚いた顔をした彼は明るい声色で、少し寂しげな顔で

『うん、その時はよろしくね♪』

僕に微笑んで魅せた