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御曹司 ページ3

学校に行くといつも騒ぎ声が聞こえるこの声の元凶は



御影玲王




あの御曹司の男だ。





「ひかり!玲王様だよ!かっこいいー、」





『うんかっこいいねー!』




いつも通り貼り付けた笑顔をしておいてそう言う






てか全く興味無い

顔は整ってるかもだけどうん。別にどうでもいい。








「ねね喋りかけいこ!」




この子本気かよめんどいじゃんそんなの。




『あー、!ごめんね私先生にゴミ捨て頼まれてて行かなくちゃなの、』






「えー、まあわかったー今度話しかけにいくの付き合ってよー」






『わかったー!』








ほんとに頼まれてたしらっきー。






自販機で学校に来る前に買った小さいパックジュースのいちごみるくを飲みながら考える









あの御曹司の隣に居たあの白い髪の男の子身長めちゃくちゃ高かったなー。てか今日朝ごはん食べてないやめんどくさかったしいっか




今日もまた優等生のふりしなくちゃてか優等生だからってなんでもお願いしてきすぎでしょめんどくさいな。







御曹司コミュ力高いし顔も整ってて運動できるしってなったらそりゃまあモテるよね〜でもまあ






『どうでもいいけど』






ズズっと音が鳴ったパックジュースとゴミ袋を捨てる







教室に帰ろうとするとあの御曹司と近くにいた白髪の男の子の周りに人が大勢居た








教室帰りずらいんだよねあの大群いるとそのまま帰ると興味ないってなって周りになんか言われるとめんどいしちょっと待つか。

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作者名:水玉もよう | 作成日時:2023年2月2日 20時

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