睡魔 ページ11
いつものお昼休み
屋上に行きご飯を食べようと思い来た
パンを1口かじると同時に言葉が漏れる
『ねむ。』
今日はご飯いいや。お昼休みまだ30分あるし寝ちゃお。
屋上で座りながら少し寝ることにした。
「きて...おき...起きてひかりちゃん」
うっすらと聞こえる声で目が覚めた
目を開けると白いふわふわとした髪が目に入った
『凪くんだ』
誠志郎「うん凪くんだよ」
『なぎくんいまなんじ』
「もう5時間目始まってる」
『え、やば、行かないと』
急いで立ち教室に戻ろうとすると
誠志郎「もう今更行っても怒られちゃうよ」
私の手を掴んで言ってくる
『え?でも行かないよりはましにならないかな』
誠志郎「ならないめんどくさいからサボろ」
今日だけならいいかな今の時間の先生怖いし
『今日だけね』
誠志郎「やった」
『ゲームする?』
誠志郎「したいけど眠い」
『いっしょ眠いね』
凪くんがゆっくりとした動きで目を擦る
誠志郎「ねよ」
『ここでねるの?笑』
コクっと首をゆっくり動かし頷く凪くん
まあ私もさっき寝てたしな
『いいよでも見つけられたら怒られちゃうね』
誠志郎「大丈夫見つかんないよ」
2人で屋上のフェンスによっかかり座った
『見つかったら凪くんも一緒に怒られてね』
と凪くんににこっとして言う
誠志郎「うんいいよ」
36人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:水玉もよう | 作成日時:2023年2月2日 20時