イロドリ【魔法使いの約束】 (ページ5)

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カイン「ああ、悪かった異界から賢者様は来るんだよなじゃああんたは何も知らないのについてこいってのは怖いよな、」

カインは少し考えこみ真っ直ぐに私の顔を覗き込んだ

カイン「ひかり俺たちはあんたの力が必要だあんたの力を貸してほしい」

『何故ですか、？』

カイン「俺たちが毎年簡単に勝ってた勝負にボロ負けしたからだ油断したつもりも手を抜いたつもりもないじいさん達は俺たちがいい加減な仕事をしたと思って怒ってる」

真剣な眼差しに私も真剣にその話を聞いた

カイン「だがそうじゃないなんだかわからないまま俺たちは負けて仲間の半分を失ったもう失いたくない何も。」

辛そうな表情を浮かべるカインさんに私も辛そくなった

カイン「だからあんたの力を貸してほしい
もちろんそれは俺達のわがままだこの世界はあんたの世界じゃないしあんたには断る権利もあるだけど俺達には」

カイン「どうしてもあんたが必要だ一緒に来てくれて力を貸してくれるなら何だってしよう俺が示せるだけの勇気と敬意を見せよう」

カインは真剣にひかりをみて話した

私なんかにそんな力があるのかな。

カイン「俺たちを信じて俺たちに力を貸してくれないか」

カインの話はもちろんあまりよく分からなかったでも彼の真剣さと誠実さは力強く伝わった

何かもわからないでも私は期待に応えたい。

『私は力を貸すと言われても何をすれば良いのでしょうか、？』

ヒースクリフ「ファウスト先生を助けて欲しいんです、」

『ファウスト、先生？』

カイン「俺達の仲間だﾀﾋにかけてる」

『何故そんなことに』

シャイロック「仲間を庇って深手を負ったんです」

ヒースクリフ「先生は俺がお世話になった先生なんですファウスト先生がいなかったら俺だってﾀﾋんでた」

生ﾀﾋをさまよっている仲間。

"あの子"と同じ状況なのか。

ヒースクリフ「お願いです、どうか先生を助けて下さい」

私はヒースクリフの真剣さにも心を動かされ頷いた

『分かりました私に出来ることがあるなら、』

ヒースクリフは顔に安堵と笑顔が広がった

私とは全部違う純粋な笑みだった

ヒースクリフ「ありがとうございます、賢者様！」

その時ひげのおじさんと気弱そうな男性が階段を駆け下りてきた

おじさんは私を見るなり大声で叱るように言った

ドラモンド「騙されてはいけません！魔法使いはいい加減で嘘つきです！」